見出し画像

ECサイトとSNSの連動性の大切さ〜作れば売れる訳ではない〜



StellaRiumです。

クライアントにECサイト制作やネットショップ展開について相談や依頼される事が多々あります。

とりわけ1次産業や地方のサービス業等今までアナログな販促に頼っていた層からの相談が多いのですが大きな落とし穴があります。

ECサイトがあれば売れるわけでは無い


ECサイトというのはあくまでも販促の一種であって
集客導線として適切な物だとは限りません。

最大手の様に、ドメインやブランドそのものが名の知れたものであったり元々全国的にもネット的にも知名度が高い
ものであればネームバリューだけで十分に売れる可能性がありますが一般的な中小企業においてそれは有り得ません。

つまりECサイトを作った上で集客までの対策を施す必要がありますね。

この見えない落とし穴は
2000年代からのネット黎明期に置けるHP制作と同じことが言えます。

ただHPを作ったからといって集客が出来る訳では無い。SEOやネット対策をして初めて集客導線が出来上がるのです。

SNSも並行して作成する必要が高い


集客効率という点に置いて重要なのは広告費をかけることによりもどれだけ集客導線の種類を用いれるかだと思っています。

これは営業に置けるPush型Pull型(自発的に営業をかける型と顧客側が自発的行動をする型)と同様であり両者を掛け合わせたハイブリッド型でできるに越した事はありません。


例えるのであれば日々経験からなる細やかなコンテンツを作成しNoteに記事を挙げているStellariumもその一環だと言えますね。

だからこそSNSにおいても活用していく必要性があるのです。


  • 顧客の属性や世代は何処か

  • 企業として何を伝えたいのか

考える方向性によって注力するSNSも変わってきます。


広告費だけをかけるのはコスパが極めて悪い


ここでは大手企業や中堅以上の規模の会社は度外視し、あくまでも地方中小企業や個人ベースでの事業における話です。

規模が小さい場合広告費だけをかけてネットでの売上を促すのは極めて効率が悪いです。

と言うよりも割に合いません。


と言うのも、売りたい商材にもよりますが勿論広告費をかければ流入も増え売上にも繋がりますがその分経費がかなりの割合をしめます。

具体例でPPC広告を上げましょう。

記事やライティングでコストをかけて広告を打ち出す事と言えます

業態にもよりますがPPC広告を用いる場合平均としても最低毎月の広告費用が数十万円はかかります。

また、広告費は毎日かかるものでもある為

逆に数万円程度だと正直かける意味がないと言いますか、
1ヶ月続けて広告を打ち出すことが難しくなりがちで

流入に一定の寄与はあっても売上に対する貢献度は低くなる傾向があります。

(今はLINE広告等実際にクリックして見られた数でコストが発生したりSNS媒体によっては安価に出来る場合もあります)

ここで伝えたいのは一般的な中小企業において毎月数十万円、50万円といった金額の広告費が払える状態にあるのかという事です。


ただでさえクライアントの中には業界大手の広告媒体にとりあえず出稿しているが効力が薄い。であったり広告費が圧迫されて困っているといった悩みも地方の場合少なくありません。

各企業もマーケティングを試されている

ここ10年〜5年程、6次産業という行政で推進している言葉と行動があります。

1次産業に2次産業と3次産業を掛け合わせて事を意味した造語で深刻な問題を抱える1次産業において各々の事業単位で生産〜加工〜販売まで一連の流れを出来る様になろうという習わしです。


昨今の経済状況の変化に伴い各業界でも同様の事が言えます。
自分達だけで生産や加工が出来るのは当たり前としてその販促=マーケティング能力に関しても培っていく必要性がある事は何よりも皆が肌感覚で理解はしている事でしょう。

しかし現実問題として自分では分からなかったり
そもそも考え方の段階から知らない事が多すぎて出来てない
のが実態です

冒頭にもある通りですね。


そして上手く扱える企業との格差が生じ、とりわけオフラインでの集客規模が少ない地方においては、ブランディングに成功しているか否かで大きな溝が生まれてしまうのです。


これからの時代若い世代になればなるほどネットを使う層も増加し従来のような販促方法が通用しない世界がくるのは自明の理です。

そして仲介業者を極力介さずに商売を展開することは売り手にとってこれでもない醍醐味とも言えます。


目まぐるしい変化に柔軟に対応していきましょう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?