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#16【大腿四頭筋】太もも

全身の筋肉の中で最も強くて大きい筋肉。

大腿四頭筋はどこじゃろ?

起始→

大腿直筋:下前腸骨棘、寛骨臼上縁

内側広筋:大腿骨粗線内側唇

外側広筋:大腿骨粗線外側唇、大転子下部

中間広筋:大腿骨近位2/3

停止→ 脛骨粗面

構成と作用

筋肉形状 : 羽状筋
構成割合 : 速筋65.6% 遅筋34.4%
拮抗筋 : ハムストリング

大腿四頭筋:膝関節伸展

大腿直筋:股関節屈曲

外側広筋:下腿外旋

内側広筋:下腿内旋

効果の高いトレーニング厳選1種目

【キングオブスクワット】

①足幅は肩幅の一足分広く、足裏全体でしっかりと立ち、手は胸の前でクロスさせて手の平を胸につける。

②胸を張ってお尻を後ろに突きだしながら股関節、膝関節を曲げしゃがんでいく。(しっかりお尻を落としてフルでもいいが、無理せず腿裏が床と並行になるところまでお尻をさげる)

③足の裏全体で地面を押し上げるように膝関節、股関節と伸ばし元の姿勢に戻っていく。

*鏡を使ってフォームチェック。
正面から見てつま先と同じ方向へ膝を曲げ伸ばしをしているか、鏡を横から見てしゃがんだ時、背中と下腿の角度が同じ角度で平行になっているかを確認する。
最初は足幅を広くすることでノーマルより安定しやすいので、少し広めからスタートしてやりながら徐々にフォームを作っていきましょう。

まとめ

身体で1番大きな筋肉なためにトレーニングする事により更に、身体全体の基礎代謝を大きく向上させることができます。キングオブエクササイズとも呼ばれている最強のトレーニング『スクワット』はダイエットに最も効果が期待できます。股や膝などの下半身の動作に大きく関わっている重要な筋肉なので日常生活をいつまで楽しむ為にも普段からトレーニングして鍛えることが大切です。

【身体チェック】
外側広筋の柔軟性が不足していると、膝を屈曲させた際に外側が曲がりにくくなるので、膝頭は内側にずれながら屈曲する可能性があります(X脚のようになる)。内側広筋の柔軟性が不足していると、膝を屈曲させた際に内側が曲がりにくくなるので、膝頭は外側にずれながら屈曲する可能性があります(O脚のようになる)。このような状態を放置していると、日常生活の中で自然に行われる膝関節の屈伸動作や、スポーツの最中に無意識に行われる膝の屈伸動作の際に、膝関節の内側や外側に偏った負担が繰り返し加わって、半月板の片減りが生じたり、大きな力が加わったりした際に半月板が損傷してしまう可能性があります。

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