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階段・淵で。あれこれと。表紙。

 年末に
書いたメモ的なブツ。
都合により
別のモノと
差し替え放置していた。

掘り起こしと今。


電子書籍の表紙。
紙とは やや 赴きが違い。

最初は戸惑う事も多かった。
多少 慣れてきたのか
作業時間が格段に早くなった。



『階段・淵で。』

表紙としてはボツにし。
タイトルも別のモノを採用。

折あらば
使ってやろうと思っていた
タイトルだった。

何か書く時

一旦タイトルを
(仮)としてでも付け、
ざっくりとした
あらすじを挟んで打ち合わせ。

実際
書(描)き始めると、
中身があらぬ方向に広がり
深まることは
ままあること。

あらすじは概ね合っている。
随分
内容量が膨らんではいる。

予定のページ数や文字数、
あらすじが合っていれば
微修正はあれど
丸ごとアカンことには
まずならない。


予定していたタイトル(仮)は
新しいタイトルに食われるのだ。

新しいタイトルに
作品と共に
美味しく消化されたに
違いない。
完成体の方が
いいものになったはず。



今、京極夏彦の新刊を貰う。

行間から いい風が吹いている。
人物描写の生っぽさがいい。
一歩引いた「視点」を感じるのは
「視点」が京極夏彦にあるのだろう。
小説の形をとった
京極夏彦の語りを聞く。
心地よい時間が
そこにある。


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