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明石 白(歴史ライター)
2022年5月20日 04:32
1566年、上野国の箕輪城は武田信玄の軍による総攻撃で落城した。安藤九郎左衛門(?-1566)は、そのときの箕輪城主だった長野業盛(1544-1566)の家臣である。上野国の箕輪城(群馬県高崎市)は、1512年もしくは1526年に長野氏によって築城されたと言われている。関東管領山内上杉家に仕え、箕輪城主長野氏の全盛時代を築いたのは長野業正(1491?-1561)である。彼には、上野国西部