背景から作品を読み解く ダリ彫刻の森 東かがわ市
東かがわ市とらまる公園にある、
ダリ彫刻の森には、たくさんの彫刻がある。
以前の記事はこちら
現代アートの鑑賞の仕方を調べてみると、
その作品が作られた背景から理解するということが
書かれていたのでネットで調べながら、鑑賞してみる。
勾玉のような作品。
調べてみると、アキホ・タタさんの「弥生」という作品らしい。
私の勾玉のようなという解釈の仕方は当たらずとも遠からず。
アキホ・タタさんは
アキホさんとタタさんのご夫婦ユニット。
ご夫婦ユニットといば、
「しろくまのパンツ」などの絵本を制作している、
「tupera tupera」さんを思い出す。
作品に戻ろう。
石器を彷彿とさせる。
ただ、石器よりもより高度な装飾が施されているので、
縄文時代よりもより新しい時代「弥生」が
作品タイトルになっているのかもしれない。
赤い丸は太陽
黄色い三日月のような形は
そのまま月を表していると考える。
そうすると、青い四角は海なのだろうか?
真ん中の穴は鍵穴のように見える。
環境破壊などで行き詰まりつつある現代。
「弥生」時代の生活の中にその行き詰まりを
解消する鍵があるという意味に感じた。
また、太陽、月、海の象徴の真ん中に
人工的な穴があいているので、
人間の自然破壊を象徴しているようにも感じた。
クーラーの設定温度を上げる、
なるべく公共交通機関を使うなどの
身近で自分にできることから
ひとつずつはじめていきたい。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。