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猿のお見送り 大窪寺 東かがわ市 五名から車で10分

八十八ヶ所巡りのラストポイント大窪寺に行ってきた。
東かがわ市五名のすぐ近く。
残念ながら、東かがわ市には八十八ヶ所がない。
それでも八十八ヶ所巡礼最後のお寺、
大窪寺が近くにあるので、大丈夫。

大窪寺にはまず長い階段があり。ずんずん登る。

本堂があり本堂を振り返ると大きな草履を拝むことができる

その草履から、沢山の人が歩いた苦労、願いが、滲み出てきて、
ぐっとなる。

途中、真魚と書かれた石柱がある。

ふふふ知っているぞ。
「真魚」というのは、弘法大師空海の幼名。
子どもときに読んだ、小学館の人物日本の歴史に載っていた。
空海の巻が大好きで、特に目隠しされた空海が、
何度やっても曼荼羅の真ん中に草?を落とすシーンがたまらない。
空海の師匠がその天才ぶりに感嘆するのだ。

ただこの本の空海は本当に実在した人物として描かれていて、
神格化はあまりなされていない。
(明星を飲み込むシーンはある)

だから私は、神格化された空海には少しギャップを感じる。
けれど、何百年もの間、守られ続けた、八十八ヶ所巡りの凄さ。
神格化されていもいたしかたがないと思う。

お遍路さんの杖が安置されているお堂

同行二人という言葉も大好きだ。
1人でお遍路していても、
常に空海さんが一緒にいてくれるということだ。

私は1人だったが、
たくさんのお猿さんが大窪寺からの帰りを見送ってくれた

いつかは、八十八ヶ所めぐりをしてみたい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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