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猿のお見送り 大窪寺 東かがわ市 五名から車で10分
八十八ヶ所巡りのラストポイント大窪寺に行ってきた。
東かがわ市五名のすぐ近く。
残念ながら、東かがわ市には八十八ヶ所がない。
それでも八十八ヶ所巡礼最後のお寺、
大窪寺が近くにあるので、大丈夫。
大窪寺にはまず長い階段があり。ずんずん登る。
![](https://assets.st-note.com/img/1639121594542-KLoNK9cmyl.jpg?width=1200)
本堂があり本堂を振り返ると大きな草履を拝むことができる
![](https://assets.st-note.com/img/1639121674851-j1zUhF02Vo.jpg?width=1200)
その草履から、沢山の人が歩いた苦労、願いが、滲み出てきて、
ぐっとなる。
途中、真魚と書かれた石柱がある。
![](https://assets.st-note.com/img/1639121801786-gm3ScG4mGS.jpg?width=1200)
ふふふ知っているぞ。
「真魚」というのは、弘法大師空海の幼名。
子どもときに読んだ、小学館の人物日本の歴史に載っていた。
空海の巻が大好きで、特に目隠しされた空海が、
何度やっても曼荼羅の真ん中に草?を落とすシーンがたまらない。
空海の師匠がその天才ぶりに感嘆するのだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1639122130016-wNrl6RTbky.jpg)
ただこの本の空海は本当に実在した人物として描かれていて、
神格化はあまりなされていない。
(明星を飲み込むシーンはある)
だから私は、神格化された空海には少しギャップを感じる。
けれど、何百年もの間、守られ続けた、八十八ヶ所巡りの凄さ。
神格化されていもいたしかたがないと思う。
![](https://assets.st-note.com/img/1639122398047-k9RhuPN05I.jpg?width=1200)
同行二人という言葉も大好きだ。
1人でお遍路していても、
常に空海さんが一緒にいてくれるということだ。
私は1人だったが、
たくさんのお猿さんが大窪寺からの帰りを見送ってくれた
いつかは、八十八ヶ所めぐりをしてみたい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。