新卒の私を育ててくれた上司のことを思い出してみた③
女性の上司は初めてで不安でした。ドラマやマンガの影響で「女性管理職は仕事ができるが怖い」というイメージがありました。
少し恐怖感もあり、緊張しましたが杞憂に終わりました。とても優しい方で、初対面で関係構築コンプリートする(仲良くなる)、というコミュニケーションの魔術師のような方でした。
他社で高成績を出し続けてきた方で、マネージャーとしての信頼も厚く、ヘッドハントされたとのことです。
40代で営業課長としてヘッドハントされてきたにもかかわらず
若手がする仕事もこなしながら、ハイレベルな提案もして、着実に売り上げも利益も重ねていく方でした。とにかく器がデカい方で、取るに足らないプライドは最初から持たず、顧客にも上司にも迎合や忖度なく本質で優先順位を決める方でした。
最初の上司であった支社長と、闇から救ってくれた営業部長の良いところを合わせたようなハイブリッド車(車種はダンプカー)のような方でした。
私自身が40歳になるにあたり、振り返ると仕事のスタイルは、新卒で入社した会社で出来あがったように思います。
ここで学んだことが、その後の5社でも、現在でも活きています。
今思い出しても、かなり厳しい会社でした。3人の上司以外の先輩や、合間にいた上司、取引先にセクハラやパワハラに当たることは言われていました。でも、この3人の上司の記憶の方が強烈に残っています。
会社への忠誠心はありませんでしたが、上司への圧倒的な尊敬と信頼がありました。
自分を引き上げてくれた実感が強いため、脇の些末な出来事は記憶から薄れています。
そして、この強烈に影響を受けた3人の上司に共通すること、異なっていることを振り返ってみます。
3人のマネジメントスタイルが正解とか不正解ではなく、これが当時の会社の状況や市場とマッチして管理職として特別に高い成果を上げていたのだと思います。
ただ環境が異なっても、上記①~➅の【共通すること】はマネージャーに求められることと考えます。もっというと会社員としての基礎かもしれません。
ものすごく短くまとめると「素直で、事実と主観を分けて考えることができる」人達であったと思います。
一方で価値観はバラバラであり、今は誰も会社には残っておらず、皆さん独立されています。今も昔も、組織はその仲間に同じ価値観を求めたがるので(自分もそうだなと反省中)そこに息苦しさを感じると離れて行ってしまいます。実力のある方であれば会社に頼る必要がないので、やむを得ません。
改めて、自分の原点、基礎を作ってくれた上司に思いを馳せ
「素直で、事実と主観を分けて考えることができる」ようにあろう、
仲間に同じ価値観を求めすぎて失わないようにしよう
と省みることができました。
仲間のことや上司部下のことを冷静に分析したり自分のルーツを思い返してみる時間は大切である、とnoteにまとめて思うのでした。
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