障害者経営者の就職活動記録2
前回の話→【就職しようと思った経緯】
【紹介してもらった会社と給与】
エージェントから、まずは5社紹介があり、面接の設定をしました。
この5社は私が「経営者として今後もやっていく」という前提で選考してくれるというのです。
正直驚きました。
何年も前、健常者としてエージェントに依頼したことがあります。
エージェントからマッチしそうな企業を紹介され応募企業を選択し、応募します。そして書類選考が始まります。
書類の段階でスキルのミスマッチなどにより落ちることは少なくありませんでした。
障害者として応募すると、紹介される企業はほぼ大手有名企業(※1)。
書類選考ではなく面接がスタートになります(※2)。
※1:規模が大きく法定雇用率達成のためには大勢の障害者採用が必要
※2:私の場合。面接できる会社を紹介して欲しいと依頼したため
障害者であることが、こんなところで効果を発揮するとは。
5社の内訳は
A:製造業(約800名 非上場)
B:教育サービス業(約700名 非上場)
C:教育サービス業(約200名 グロース上場)
D:人材サービス業(約500名 特例子会社)
E:金融サービス業(約400名 プライム上場)
です。
障害者枠は、多くの場合職種が「オープンポジション」です。
できることをやってもらう、というスタンスの募集です。
エージェントによると「オープンポジションとはいえ、何でもやりますのスタンスでは受かりにくい。自分の得意なことや、やりたいことも織り交ぜながら話してください」とのこと。
なんだか分かったような分からないような、調整が難しいなと思いながら面接に臨むことにしました。
障害者雇用でフルタイムで簡易な仕事(作業)の場合、相場は月収18万円、
時給で1,200円くらいと聞いていました。
一方今回私がもらった求人票は押しなべて月給で30万円くらいであったので少し驚きました。思っていたよりも多いのだと思いました。
ちなみにIT企業ではエンジニアで月給40~50万円くらいの人はザラなのだそうです。
1級の身体障碍者の上に、私の希望条件「基本的にテレワーク&経営は並行して行う」ということを鑑みると十分な額です。
まずはA社の面接日程が決まりました。
この会社の選考過程は面接が2回。
まずは人事のマネージャーとのオンライン面接に臨みました。
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