HSPの私がインスタライブをした話。
最近も、のらりくらりと暮らしています。
突然ですが私は、最近注目度が上がっている「HSP(ハイリーセンシティブパーソン)」いわゆる繊細さんというやつで(多分、仕事上の人間関係で私と知り合った人はこんなにがっつり意見を主張する人が繊細なんて・・・って思うかもしれないけど。むしろ私自身もびっくりしたくらい。でも私は自分自身の利益のために意見を出張したことなんて一度もない。)
”非常に感受性が強く敏感な気質もった人”、らしい。”HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な気質、即生まれ持った性質であることがわかっていて統計的には人口の15%~20%。5人に1人があてはまる『性質』であり、裏を返せば、約8割の人はこの性質にはあてはまらないため、HSPの特性は共感を得ることが難しく、HSPでない人たちとの差に自己嫌悪を感じることや、まわりに合わせようと無理をして生きづらさを感じやすくなる性質”、だそうな。(以下より引用)
そう、HSPは病気ではない。個性。
http://www.madreclinic.jp/pm-top/pm-symptom/pm-symptom-22/
確かに昔から、「こうすればこの人は喜ぶだろう」とか「こう振る舞えばこの人は満足するだろう」「この人今日はイライラしてるな」「この人はなんでこんなことを言ったんだろうか」「遠くで起きた残忍な事件が頭から離れずふとした時に思い出して涙が出る」そんなことを感じたり思うことは日常的だった。
「自己肯定感が低い」というのは、他人に悟れないようにするのは簡単だ。理論・知識で武装すればいいから。無理矢理「自分を肯定する」よう言い聞かせていれば自分に自信を持っているふりなんて、いくらでも出来るのである。でも、それは見せかけの鎧だから疲れるんだって離職して気づく。
責任感が強く、(自分で言うのもあれだけど)比較的万人に好かれるので責任ポストになりやすく、仕事のストレスで体を壊してしまったことも仕事を辞めた一つの原因なので、今は忙しくて出来なかったいろんな「楽しい」ことを勉強したり、見たり、体験したり、行きたいところにいったりしている日々・・・
ある日、大学時代からの友人で、大手都市銀行勤務☞西洋占星術師に華麗に転身を遂げた友人とひょんなことからインスタライブをすることになった。
友人は大学時代から常に明るく、屈託のない笑顔が印象的で誰とでもすぐに仲良くなれる、そして努力家で勉強家な素敵な子。見た目派手なのに中身陰キャの私からしたら、すべてが輝いていて憧れであり自慢の友人だった。(だった、というか今も変わらず同じ印象を抱いている。)
とはいえ私も、近年は販売現場からは離れて久しいが、アパレル業界でずっと仕事をしてきたので、ある程度の知識やアドリブで話すことは割に得意としている。インスタライブ自体も前職でやっていたので「まぁいけるっしょ」とおもい簡単に資料作成し、打ち合わせして、あとはほぼぶっつけ本番だったけど、やってみたら予想以上に楽しかった。
各星座の司るイメージと色を友人に教えてもらい、私が視聴者さんの星座と取り入れたい星座の要素を掛け合わせた即興コーデを提案をしていくといった内容で1時間。(実際、1時間半になってしまったが・・・(^_^;)
https://www.instagram.com/makicooooordinate/
完璧に趣味で自分のコーディネートの記憶として使っていたアカウントだがやろうと思えば、どんな小さな個人でも情報発信が出来る時代というのは素晴らしい。
やっぱりコーディネート提案は好きなんだな~と気づきがあった。しかも今回は、働いている店の服とは違い(失礼)自分のクローゼットの服を使った提案だったので、一点一点に愛着もあるし、新しい合わせも自分の中でも発見できたのが楽しかった。
(販売員は概して自分の働く店の中のすべての商品が好きとは限らないんですよね。当たり前だけど。取り扱っているアイテムのメリット、デメリットは最低限いえるようにしてくべきだけど、それすらできない販売員さんが多いよな~と思ってがっかりしたことで、大手のアパレル販売店には行かなくなって、個人経営の古着屋さんに行くようになって久しい。)
そう思うと私はミックスコーデが好きだから、やっぱり自分で古着も新しい物も含めて仕入れたり、少量でオリジナルを作るようなセレクトショップを作りつつ、好みや目指すスタイルが近い人のパーソナルコーディネーターみたいな感じで楽しくアパレルの仕事が出来るといいな。
お店って、そこに行くことに意味があるんだよね。
コミュニティとしての必要性というか。だから来てもらった人に「物を買ってもらう」以上の価値を提供出来るには見せかけのブランディングや熱意じゃ伝わらないし、もっと知識や準備が必要だな~とも気づいた。
やはりインプットだけではだめで、アウトプットするのも大事だしそれにインスタライブという即興のイベントツールはとても向いていたと実感したのである。