ソロ飯記録①無言は味わう為に必要なんだね。お蕎麦と向き合う世界。大手町#minatoya2 に行った話。
食べたいと思ったものは、積極的に
計画的に、いくべきだ
皆様、お疲れ様です。
GWが始まりましたね。
お仕事の方も、そうじゃない方も、
いかがお過ごしでしょうか。
先日の話なんだけどね、ぷらっと用事済ませに都内に行ってきて、帰り遅くなっちゃったから都内で一泊、
んで、帰り際の翌日の朝。
そう、平日でした。
これはとひらめくように思い立ち、
大手町までひとっ飛び。
念願の「minatoya2」さんに、こんにちはしました。
星野リゾート系列のホテル、
星のや東京の1Fにあるとのこと。
大手町駅C1出口を出て、周辺をうろうろ、、
ここのはず、
あった。
皆が口揃えて言う分かりづらすぎる看板。
タワマンのなんか玄関の、、みたいになってる。
お邪魔します、、。
11時半にはオープンなのだが、
現在時刻は11:05分ごろ。
周りに人が数人いるがまだ並んではいないみたい。
そこで並べば1組目だったんだけど、
どこで並べばいいかうろちょろしてたら
2組目になりました。
なんか少し悔しい、てへ。
開店。
店員さんが出てきて食券を買ってくださいとの促しが。
店の風貌と同じくシックな食券機が現れて、皆ぞろぞろと並び始める。
メニューは冷たい肉そば一択。
迷うことはない。ありがたい。
この潔さが素敵。
ファストパスみたいでどきわくしてる。
店内に入るやいなや、壁紙は一層黒い上に、照明も暗い。店内席は8席。4:4の対面式。
この暗がりの中でどんな蕎麦と向き合うのか。
なんかもうすでにわくわく。
と思い出すのはディズニーのアトラクション内の中に入ってムードが切り替えられる瞬間のうす暗いあの感じ。
入ってすぐのカウンターには、あとは麺を準備するだけのお盆の上に、蕎麦つゆ殿と卵様が鎮座していた。(飲食物以外の店内の写真は撮っちゃダメだそうで写真なしです)
自分の番になるまでお蕎麦が準備されるのを待つ。
店主の方はお蕎麦を乗せるだけ。
その隣には少しふくよかで優しそうな女性スタッフの方がおり蕎麦つゆと卵を準備している。
店主はザ・職人さんって雰囲気のかっこよさ。
腕に血管浮き出てる感じ。
主役のお蕎麦がお盆の上に乗り次第、各自席まで持って行く。
帰りもお盆は各自で下げる。
なんとゆう無駄のないオペレーション。
こりゃ回転率も高いわけだねぇ。
お蕎麦到着、、!!
わぁ、、
シンプルだけどとりあえず
目に入るもの全てうまいことはわかる見た目。
まずは麺を一口してみた。
特別香りがあるとかじゃないんだけど、
ほんと、こんな力強い麺初めて食べる。
美味しい!!
蕎麦つゆにつけて一口。
え、え、おいしいぃぃぃ。
なんてたってこの濃いめの蕎麦つゆがうまい。
からのネギ、ごま、豚肉の甘みと香り。
これらの食材全部が組み合わさって完成するこの感じ。
唯一無二なのか確か。
麺つゆのコク?ラー油の辛さ?
何が突出してこんなにも食欲を掻き立てて止まらなくするの?とわしわし極太麺をすする。
海外でもこの味流行りそう、なんて。
確かに蕎麦は麺類なんだけど、
minatoya2さんの麺は力強すぎて、
さらっと食べれるイメージとは異なり、丼ものを食べたかのような満足感。
なのに美味しいお汁や卵🥚につけて2度味わえて、定食を食べたかのような満足感もあるの、、。
前より量は少なくなっちゃったらしいんだけど、私のお腹にはちょうど良い満たされ具合。
男性であれば、正直ぺろっとでだろう量。
少し足りないかも。
でも午後からの仕事には、眠くならないほどのちょうどいい量がお好きでしょ?
オフィス街だから、これを財布片手にランチサクッと食べれる距離で働いてる方達、マジ羨ましい。
私はこれ目当てで職場を選んでしまいそう。
立派な福利厚生的な。
あ、あと、これはすごいなって思ったこと。
喋っていけないわけではないんだけど、店内のムード的にベラベラと話す感じではないのよね。
静かに、淡々と。
地に足つけて立ち食いで食べる分、
目の前のそばに全集中できるのがとても良い。
時に楽しすぎる会話は、
美味しい以外の単純な感情、
感覚以外の、感想やときめき、
素材の味を殺してしまうと思う。
静寂の中の食事は、
蕎麦の味を存分に
感じ取ることに専念できるこの場は、
とても貴重で素晴らしい。
無言は食事と向き合える。
なんとも楽しい、新しい。
お蕎麦と向き合う世界でした。