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Fラン大卒陰キャな僕が有名外資系企業でトップセールスになった話2:学生卒業

自分の人生やキャリアをどこから振り返れば良いのか悩む。

今までの人生を考えると本当に大変だったし、辛いことだらけだった。
なんなら今も大変だ。

もちろんいいこともあったとは思う。
しかし、悪い記憶というのはそれを遥かに凌駕して自分の中に残るもの。

とりあえず大学を卒業する時から振り返る。
話が所々話が前後するかもしれませんが、お許しを。


Fラン大卒陰キャな僕が有名外資系企業でトップセールスになった話その2:学生卒業

とある大学の卒業式に私はいた。

髪の毛は中田英寿さんを意識したような坊主頭。
とにかく自分は他とは違う、これからだと勝手に思って大学の卒業式に出席していた。

被害妄想

今当時の自分を思い出すと痛い。そしてダサい。

社会に、人生に、自分の気に入らない何かに抵抗していたように思う。
私には何もなかったのだ。

周りはこれから社会に出ていく。もちろん自分もだ。
私はとある国家資格を取得する為の大学に通っていたが、志半ばで諦めた。
向いていないと思ったが、何より勉強が嫌で嫌で仕方なかったのだ。

この学科にいるのに国家試験受けないなんてと周りからは惨めに思われていたんだろうと思っていた。
なんだアイツは?バカだし、終ってると思った人もいたはず。
本当に思っていた人がいたかどうかはわからないが、被害妄想でそう思っていた。

その卒業式の私の隣には学生時代の途中まで交際した元彼女が座っていた。
なぜ彼と付き合っていたのかとガッカリしていただろう、多分。

そしてその元彼女は有名大学に通う地元の同級生と付き合っているという噂も同級生から聞いた。
※てか、何で人ってこんな話を持ってくるんですかね?傷付くに決まってるやんて思うのは私だけ?笑

より一層惨めで、ヘコみながら大学を卒業した。
だから大学の4年間は私には良い思い出がほとんどないのだ。

そもそもなぜその大学に行ったのか?

私が行った大学は医療系国家資格を勉強する学部学科だった。
しかし、私はその国家資格に興味もなく、その仕事をやりたいなど思ったことが全くなかった。

思うと学生時代に自分が何をやりたいのか真面目に考えた事がなかったのが進路で苦しんだ最大の原因であると思っている。
大学への進学理由は、「大学附属の高校に通っており、学内の成績だけは良かった。だからと言ってやりたいこともないし、親からも大学は出てくれと言われていたので、進学しやすいという理由で進学をした」というのが本音である。

実際に大学入試面接でも、相手の面接官だった先生からの反応はイマイチだったのを覚えている。
本当にやりたい事ではなかったので、全て面接対策の為の言葉で対応を行ったからだと思っている。

入学後1ヶ月で退学したくなる

幸いな事にそんなイマイチな反応でも大学に合格する事ができた。
しかし、そんなモチベーションで入学しているので、大学に入学してからの勉強がとにかく苦痛であった。

まずやる気が起きない。
今後自分に何か役立つことがないことに時間を取られることがしんどい。
大学進学にあたり、適当な気持ちで進学し、自分の興味がないことを勉強することは本当に苦痛でした。
何より、かなり必死になって勉強をしなければならないにも関わらず、社会に出てその仕事をしてもそんなに満足行くような稼ぎにはならないという事がわかったのだ。

なので私は退学を両親に申し出た。
時間を浪費していることが嫌になったのです。

浪人不可

当然言われると思ったが、やはり退学するなら働けとのことだった。

働くか、勉強するか。
今であればやめると言えたと思うが、そんな自信は当時はない。

今更受験して他大に行くのは面倒でした。
結局大学卒業という資格だけのために、この大学で4年を過ごすことにした。

追試だらけでもなんとか卒業

そんなこんなでやる気はないが、追試だらけ。成績はもちろん下位。

唯一自分を褒めたいのは留年しなかったことだけ。
100人近く入学してきた同期のうち、実に30人以上が留年。
やる気があって入学して留年している人が多い中、私はやる気なく低空飛行の成績で、お腹をズリズリに地面擦りながらも留年だけはせずに現役で卒業することができた。

しかし、国家資格を取得せず卒業したのは自分だけ(大学から受験資格すらもらえなかった人もいたので、実際に現役で資格取れなかった人は数名いた)。

唯一考えていたことは・・・

しかし、やりたい事がなくて、唯一叶えたい事があった。
それは・・・

とにかく稼げる人間

これだけは目指して働いていこうと決意して卒業をした。

進路はちゃんと考えた方が良かった

実は進路は真剣に考えておけばよかったと今でも思っている。

もし若い人や子供を持っている方がこれを読んでくれているのであれば伝えたいのは、世の中にどんな仕事や会社があるのか、どんな職業があるのかなど広く見てみるのをおすすめします。
いわゆる「業界研究」ですね。

この業界研究では、会社がどこに製品やサービスを販売して、どのようにお金をもらっているかというビジネスの仕組みを理解するようにしてみてください。
これが理解できてくると職務内容を想像できると思います。

この内容に自分が合うかどうかを想像してみて、自分の考えに合う進路を選べば良いのではないかと思います。

特に今は以前に比べるとその辺りの情報も入手しやすいように思う。

それでもやりたい事を絞れないという時は・・・

色々見てみてやってみたい事や興味が出てくるのであれば、それに進めばいいでしょう。

しかし、私と同じで、そんなものないよってなるなら、
やりたくないこと」を見つける方が重要です。

自分が嫌いな事を理解しておく事って本当に大切で、これを理解せずに適当に進むと私のように長い時間を苦痛と戦うことになる。
何よりメンタル面が落ちて、複数のパフォーマンスが落ちる。
だからやりたくない事を理解して、それをとにかく避けましょう。

何かをやっている内に自分がやりたいことだったり、得意なことが理解できてくると私は思っています。

私は社会に出てから20年近くになりますが、実際にはまだ本当は何がしたいのかわかっていません(お恥ずかしい限り)。
ただ、得意なこととしては「営業」という仕事ではあると思っています。
理由は、色々な環境で人よりも大きな成果を出す事ができたからです。

適当な進路でも大丈夫

完全にここまでは大失敗の進路ではありますが、キャリアを通じて特に問題に感じている事はありません。
ここから全然成長していく事ができました。
新卒時は希望の進路でなかったとしても、まずは働き始めてみること。
次回以降でこのあたりをまた話していきたいと思います。

振り返ってのアドバイス

  1. 小中学生ぐらいの頃はぼんやりとしていた進路も高校ぐらいになるとより具体的に考える必要が出てくる。

  2. まずは世の中にどのような仕事があるのかざっくりと見渡してみましょう。

  3. やりたい事が見つかったらどのようにそこに進むかを考えてみましょう。

  4. やりたい事が見つからなかったら、これはやりたくない、自分はこれは苦手だな、嫌いだなと思う事を考えてみましょう。

  5. やりたくない事を避けた中でマシだと思う事をやってみる。

  6. やってみた中から得意や本当にやりたい事が見つかってくる。

  7. 進路失敗したと思っていても、挽回可能。

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はらぺこ
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