体脂肪は悪それとも善?体脂肪とうまく付き合い減らす方法(全1/3)
体脂肪とはなにか?
あなたは体脂肪と聞くと悪ととらえがちだと思います。
もちろん体についたあのぶよぶよした肉の塊ですから何とか
ダイエットして落としたいと思うのが本来の考え方でしょう。
確かにその通りです。
しかし、体脂肪があるから体温を保持することができ、衝撃から体を守る役割もします。また、極めつけとしては体内の貯蔵庫ともいわれております。
この貯蔵庫があれば多少食べ物を食べなくても生命を存続できるわけですから。そうゆう面では体脂肪は人間が生きていくためには必ず必要なものであり善の役割を果たすわけです。
しかし、体脂肪がたまりすぎると今度は悪の要素が出てくるわけです。
それは、肥満という悪の要素です。肥満は万病のもとといわれるように決して体に良いものではありません。
よって、体脂肪の正しい知識とその働きを徹底的解説していこうと思います。また、ダイエットの方法や食事の在り方も徹底的に解説していきたいと思います。
1、食べると肥満になる理由
2、内臓脂肪を減らすための食べ方を
3、脂肪を落とすためのテクニック
以上を解説していきたいと思います。
1、食べると肥満になる理由
では、なぜ食べるとふとってしまうのでしょうか?
これは、消費と摂取の法則から消費する量より
摂取する量のほうがおおくなってしまうからという
いたってシンプルな考え方です。
もちろんその通りですよね!
では、肥満にならなくするにはどうすればいいのでしょうか?
まず、その体脂肪になる工程を記載しておきましょう。
体脂肪は必要なものといいました。
それは、食べたものが消化吸収され小腸に行き血液に乗って各種の筋肉の細胞に栄養が行きとどきます。再ブドウ糖や果糖というものに変換されます。しかし、必要以上の栄養を吸収するには限界があり限界を超えたものは今度は中性脂肪というものになり貯蔵されます。これが体脂肪というものであり、この脂肪は無限大に大きくなるわけです。
また、体脂肪は2種類のものがあります。
1つは皮下脂肪というものであり全身の皮膚の下につくものです。
体全体を覆うように作脂肪で外気温や体にかかる圧力をうけとめる
脂肪である。
もう一つは内臓脂肪というものであり内臓の中につく脂肪になります。
こちらは内臓の位置を固定する役割を持っています。
そしてその内臓脂肪というものは体に悪を及ぼすのであります。
内臓脂肪は皮下脂肪よりも活性度が高く脂肪細胞から様々な物質
を分泌して様々な影響を与えます。
つまり、同じ肥満といわれたとしても内臓脂肪での肥満のほうが健康を
害するリスクが高いというわけです。
男女の割合から行くと男性のほうが内臓脂肪型が多く、女性のほうが
皮下脂肪型のほうが多いのです。
では、ご自身がどれだけの体脂肪をもっているかは?
体脂肪計で測れます。
通常男性は体脂肪率18%前後。女性で28%前後になります。
これが標準の体脂肪率になります。
では、これ以上の人は多いということですからどうすればいいのだ?
ということになります。
その方法とは
基礎代謝をあげること
自分で意識しなくても常に消費されるエネルギーのことです。
つまり、自然に動き活動していれば自然に消費されるエネルギーのことです。
そしてこれは年齢によって変化し、最初は上り詰めるのですが
10代後半になるとどんどん落ちてしまうのです。
では、ここで注目したいのは、筋肉は脂肪の3倍ものエネルギーを消費するということです。
ですから脂肪よりも筋肉をつけることで自然にエネルギーを消費させれば肥満にならなくて済むわけです。
これは女性も同じです。筋肉があればあるほど基礎代謝が上がるので太りにくい体になるわけなんです。
特に女性の方で筋トレをするとムキムキになってしまうんじゃないかと心配になってしまう方がいるかもしれませんが
そのようなことは女性にはホルモン上男性ほど筋肉がつくことはあり得ません。
まとめ
体脂肪がつく理由はお分かりになったと思います。
そしてその体脂肪は皮下脂肪と内臓脂肪に分かれます。
内臓脂肪は体に悪を及ぼすリスクが高いのでできるだけ内臓脂肪を
つけないようにしましょう。
その対策としては、基礎代謝を上げること。
つまり、筋肉をつけると脂肪を消費するエネルギーを発するので
基本的に太りにくい体質になるということでした。
よって、男女とも運動することを習慣化することによって体内に蓄積される
過剰な脂肪が蓄積されないような基礎代謝のいい体づくりをしましょう。
今回は、以上になります。
全3回の1パートです。
残り2回は次回のブログをお楽しみください。