そもそもお経とはなんぞや
こんにちは。瞑想中の蜜りんごです。もうひとりの書き手、さすらいのバインミーさんは、今ミャンマーを旅行中〜。もう少しでレポートが来ますので、楽しみに待っていてくださいね。
さて、こちらのマガジン『波羅蜜多WAVE』での私の担当は、仏教経典についてなのですが、そもそも仏典ってなんでしょう?
■尊い教えは文字にせず、口伝えで広めよ
仏典=お経のことで、ブッダの教えを記したものです。しかし、ブッダ自身は口伝で説いており、文字にはしていません。ブッダが書いたものと思っている方も多いのですが、実はそうではないんです。意外でしょう?
「尊い教えは文字にせずに声で伝えよ」というインドの伝統により、直弟子も文字にはしませんでした。
直弟子たちが各地で教えを伝える際には、「私はこのように聞いた。……」と最初に切り出しました。これを漢語で訳すと「如是我聞(にょぜがもん)」=「是くの如し(かくのごとし)我聞く」。「如是我聞」というワードは、現在、私たちが聞くお経にも残っています。
本日はここまで。See You♡
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