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お酒を1年間やめてみた

表題のとおりなのだけれど、お酒をやめてみた。やめてから1年が経った。
やめて1ヶ月経ったタイミングでもnoteを書いていた。

↑で書いたとおり、大義名分があってやめたわけじゃなかった。
当時、東京から島根に引っ越した僕は、周囲から友だちも居酒屋もなくなり、自ずと飲み会の頻度が減り、そのまま自然消滅的にやめ続けて気づけば1年が経った。
そんなわけで「なんでやめたの?」と聞かれると結構言葉につまるんだけど、やめること自体が目的化している節があって、習慣化の本質ってそこなのかもしれない。

お酒をやめて感じた変化

お酒をやめて感じた気づきや変化もあったので、シェアしようと思う。

アルコールテイストドリンクが好きになった

お酒をやめ始めた当初は代替品としてノンアルコールビールを飲んでいた。昔よかずいぶん研究開発が進んでビールに寄せた味になったとはいえ、本物のビールに比べちゃうと、いささか物足りないのは事実だと思う。
でもずっと飲んでいるうちにこれはこれで、ビールの代替品というより、ひとつの飲み物として悪くないと思うようになった。

市販のノンアルコールビールの中で僕が一番好きなのは、キリン零ICHIっていうやつ。香ばしくて食事との相性がよくて、飲みごたえがある。

大好きなオモコロチャンネルでもノンアルコールドリンク特集があったりして、世の中の認知も高まってきたのかなーとうれしく思ってる。
(オモコロメンバーの零ICHIの評価はまずまずだったけれどw)

酔っぱらった姿を「あんまりかっこよくないな」と思うようになった

今でもお酒の席で周りの人が飲んでると「おいしそうだなあ」とは思う。
一方で、街中で酩酊して大騒ぎしている人や我を忘れている人の姿を見ると「みっともないなあ」と感じるようになった。お酒飲んでたときもでもかっこいいとは思わなかったけれど、お酒をやめてからはその気持がより強まった。
とりわけ、翌日二日酔いで苦しんでる人を見ると「飲まなくてよかったー」と思う。

友だちが作ったクラフトビールを飲めないのが残念

クラフトビールを作っている友だちが何人かいて、かつ、めちゃくちゃ尊敬する仲のいい友だちだったりするわけで、彼らが作っているクラフトビールを飲めないことは唯一残念に感じている。
一生お酒をやめたつもりもないんだけれど、とはいえすぐに解禁するつもりもないから、未来のたのしみにとっておこうと思う。
自分は飲まない代わりにささやかな応援として、彼らのクラフトビールの宣伝をしておく。

大学時代の同期の礼二くんが奈良県宇陀市で立ち上げたファントムブルワリー、BEER HOLIC BREWING。ビールをきっかけにした場作りをしていて、彼が運営しているカフェながぼ荘はサイコーにゴキゲンな場所だからぜひ行ってみてほしい。

僕が住んでいた島根県津和野町で作られているTSUWANO CRAFT BEER。立ち上げたコースケさんがめちゃくちゃ魅力的な人で、彼の人柄が現れたコンセプトが◎。

「津和野町に新たな価値を創造し、一人ひとりの暮らしが豊かでHAPPYになる暮らしのシンボルづくりを目指す」
をコンセプトに、2021年からビール作りから始まる『まちづくり』を始めました!

お酒をやめたその先に

お酒をやめるという「一歩」がここまで続くとは思ってなかったのだけれど、その先にある日々はなかなか悪くなかった。
自分の意思で決めたことを続けられているということそれ自体がとても気分がいい。誰に強制されたわけでもなく、自分で決めたことを自分の意思で続けていくって悪くないものだなと知った。

7月から福岡に引っ越した僕だけど、お酒のおいしい街福岡で、シラフな街のたのしみを見つけていきたいと思う。

#一歩踏みだした先に

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