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珈琲録 〜デザイナーからコーヒー屋を目指す為の勉強メモ〜

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こんにちは!私は、WEBデザイナー兼グラフィックデザイナーから夢のコーヒー屋を開くために歩き始めました。コーヒーが大好きで、そこには人を笑顔にする力があると信じています。このブロ…
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記事一覧

焙煎後すぐに飲むのはNG?コーヒー豆の熟成と劣化と保存方法

コーヒー豆を焙煎した直後に飲んでみた経験はありますか? フレッシュさを期待して試してみると、意外と味が「尖っている」ことに驚くかもしれません。 実は、焙煎後のコーヒー豆には「デガス」と呼ばれるガス放出期間が必要です。 この記事では、コーヒー豆がどのように変化し、いつ飲むのが最適かを解説します! 1.焙煎後のコーヒー豆に起こる変化コーヒー豆は焙煎の熱を受けることで、内部に蓄えられていたガス(主に二酸化炭素)を放出し始めます。このガスが多すぎると、抽出時にお湯と均等に触れ合わず

コーヒー生豆の生産国別特徴と仕入れ価格まとめ

コーヒーの生豆(グリーンコーヒー)は、国や地域によってフレーバーや価格帯に大きな違いがあります。今回は主な生産国ごとの生豆の特徴や価格帯を徹底解説!自家焙煎や販売を検討している方にとって、仕入れの参考になる情報をお届けします。 1. エチオピア価格帯: 1kgあたり800~3,500円 特徴: 世界最古のコーヒー生産国。「イルガチェフェ」や「シダモ」が特に有名。シダモの方が少し安価。 フルーティで花のような香り。特にスペシャルティグレードが人気。 主な精製方法はナチ

作業メモ:焙煎度ごとの1ハゼ後の煎り止めのタイミングと操作基準と投入温度

今回は、焙煎度ごとの「煎り止めタイミング」とその味わいの違いについてまとめました。 「1ハゼってどこで止めればいいの?」や「深煎りに挑戦したいけど難しい…」なんて思っている方の参考になれば幸いです。 それでは、焙煎度を浅煎りから深煎りまで順番に見ていきましょう! 1.ライトロースト(浅煎り)煎り止めタイミング: 1ハゼが始まって間もなく終了 1ハゼの開始から: 10〜30秒後 ポイント: 1ハゼの音が聞こえ始めたら、数秒後に煎り止めます。酸味が最も際立つ焙煎度。

初心者が知っておきたい「コーヒー焙煎の基本」

これからコーヒー焙煎を始めたい方や、副業としてコーヒー豆の販売を考えている方におすすめのガイドです。 基礎的な内容をまとめているので、気軽に読んでみてくださいね。 コーヒー豆の美味しさを左右する最大の要因とは?コーヒー豆の美味しさを決める最大のポイント、それは「コーヒー豆の品質」です。品質が良い豆は、多少ラフに焙煎しても美味しくなりますが、逆に品質が低い豆では、どれだけ丁寧に焙煎しても限界があります。 もちろん、焙煎技術も大事ですが、まずは「豆選び」が大切! 良質な豆を

実録:コーヒー豆販売ECサイト開業までの道のりでやることリスト作成してみた。

皆さん、こんにちは! コーヒー豆のECサイトを立ち上げるにあたって、何をやるべきか頭の中が容量オーバーになりそうなので自分のためにも、リストにまとめてみました。 せっかくなので、皆さんにも共有したいと思います。 ※今日、何となく思いついたリストなので、もし足りてないことやアドバイスがあればコメントくださいね! 今後、タスクごとに深掘りしていく予定なので、もしご興味あればぜひチェックしてください☕✨ STEP1. Sandbox Smartで焙煎手法を磨いて日々試作作り

コーヒー豆の旅,あなたの一杯ができるまでの道のり

コーヒーが私たちの手元に届くまでに どれだけの人たちの手を渡ってきたか 考えたことはありますか? 日々の生活に溶け込んだコーヒーも、その裏では、 生産者から輸出業者、焙煎士やバリスタに至るまで、 たくさんの人たちの情熱と技術によって支えられています。 今日はそんな「コーヒーの旅路」をより詳しくたどり、 一杯のコーヒーが辿るロマンを紹介したいと思います。 STEP1:生産者の愛情と生成所の職人技: 農園でのコーヒーチェリー収穫から加工へ コーヒー豆は、「コーヒーチェリー

コーヒーの風味を決める生成プロセス3選 -「ウォッシュト」「ナチュラル」「ハニー」の魅力

コーヒーを一口飲んだときに広がる風味や香り、その違いがどこから来るか知っていますか?それは、コーヒー豆がどう育てられたかだけでなく、「生成プロセス」が大きく影響しています。 コーヒーチェリーが収穫されてから、豆になるまでの間には、いくつかのプロセスがあり、特に「ウォッシュト」「ナチュラル」「ハニー」の3つが、風味に大きな個性をもたらします。 今日は、これらの生成方法がコーヒーにどのような変化をもたらすのか、そしてどんな風味が楽しめるのかをご紹介します。 1. ウォッシュト

コーヒーの木の品種とその広がり

コーヒーの味わいや香りって、 「どこで育ったか」や「どんな品種か」で大きく変わるって知ってましたか? アラビカ種やロブスタ種なんて言葉を聞いたことがある人も多いかも。 今日は、そんなコーヒー品種の違いに注目して、どんな楽しみ方ができるか見ていきましょう! エチオピアから始まったコーヒー栽培は、世界中に広がる過程で多様な品種を生み出しました。 そんな中でコーヒーの木は大きく分けると、 「アラビカ種(Coffea Arabica)」と 「ロブスタ種(Coffea Canep

焙煎による味の変化~奥深さを楽しむ~

焙煎はコーヒー豆に熱を加えて、風味や香りを最大限に引き出す重要なプロセス。 豆に熱を加えることで、隠れていた酸味や甘味、苦味を解放し、香り豊かな一杯を生み出します。 焙煎の時間や温度を調整することで、同じ豆でもまったく異なる味わいになるため、焙煎は「アート」と「科学」の融合と呼ばれます。 今回は、その焙煎の段階と特徴を詳しく探っていきます! STEP1 焙煎の仕組みと風味の変化 コーヒー豆は焙煎の過程で次のような変化を遂げます: 水分の蒸発: 焙煎の熱によって生豆

コーヒー豆の産地ごとの味の違い

皆さん、コーヒーはお好きですか? コーヒーの魅力は、その味わいの多様さにありますが、実はそれが育つ産地によって大きく変わることをご存知でしょうか? コーヒーの味は、生育する地域の気候、土壌、標高といった自然環境の影響を大きく受けます。例えば、エチオピアやケニアのようなアフリカ地域は、コーヒー発祥の地として知られ、多様な品種と複雑な風味が特徴です。 一方で、中南米のコーヒー豆は、柔らかい甘さやバランスの取れた味わいで親しまれています。 コーヒーは「コーヒーベルト」と呼ばれる赤

コーヒーのボディ感?

おはよう御座います。 しんごです。 コーヒーを飲んだ時や 注文時に好みを聞かれた時など どう表現しようか迷った事ってあったりしませんか? コーヒーを評価・表現方法のひとつに 「ボディ感」という言葉があります。 ワインの味を表現する際に使われているので 結構聞き馴染みがあるかもです。 「このワインはボディ感がある。」 「ボディ感のあるワインを」 みたいな感じですね! 実はコーヒーの世界でもこの表現方法を使用したりします。 今回はコーヒーの「ボディ感」について記事を投稿し