時給2500円超え!?古家具手入れをしてくれるメンバーさんと供給制約。
今日は古家具手入れをしてくれているメンバーさん(毎回本当にありがとあうございます!)を見ていて思ったこと書いていこうと思います。
⚪︎慣れてくると時給2500円を越えてくる仕事
今、古家具類の手入れを手伝ってくれるメンバーさんが何人かいるのですが、、、本当に助かっています!!
一緒に仕事していて、つくづく思うのですが「自分一人でやっている時の力って、0.7ぐらいなんだな」と痛感します。
一人でやっていると「今日はもういいかな。でももう少しやろうか。。」の繰り返し。古家具の手入れをしてもらっている横で、自分の仕事をしていますが、本当に1.3倍速くらいで進む。普段やれていなくて、後回しにしていることも人の目があると進むわけです(笑)
今のメンバーさんは、まだ2回目。「どれくらいの手入れ具合なら、売り物として大丈夫なのか」の塩梅は、これから少しずつ掴んでいくと思います。
今は時給換算すると1300円くらいですが、精度も速度も上がっていくと、2500円を越えてくるところまで来ます。
と言うのも、私の場合「仕事にインセンティブ制度」を入れています。
・最初に「手入れしてもらう古家具たちの量」を決め、
・その家具が終わるのであれば、どの時間帯に来てもいいし
・早く終わったのなら、早上がりしてOK🙆
・用事があって終わらない場合は、手入れをしてもらった家具たちの量から渡す金額を計算する
大まかに話すと、こんな感じです。この辺のインセンティブ制度を導入した経緯は、下の記事から読めます↓途中までは無料で見れますが、その先も読んでみたいという方がいたら、ぜひ読んでみてください!
当然のことながらメンバーさんの環境によって、優先順位は異なっています。
「子どもの送り迎えがあるから、その間だけでも、仕事をしたい!」
という方は、空いている時間に、仕事をしてもらえればいいし、
「この日は時間があるから、ひたすら仕事しよう!」
という方は、たくさんの量をやってくれれば有り難い。
日によって手入れをする量は決まっています(引き取ってきた家具の種類と量)が、順調に引き取り量も増えているし、自ずと量は確保できていくと思っています(それよりも販売と営業頑張らないと!!!!)。
それに伴って、今後はメンバーさんも増えていくし、何より「限られた時間で、どうやったら精度も良く手入れできるか」をメンバーさん同士で突き詰めていってもらえれば、私も勉強になる(効率の良いやり方、どんどん編み出していって教えてほしい!!)し、助かるし、早く終わればメンバーさんも時間単価が上がる。
そんな好循環が見えてきています。一石何鳥なんだろう、これ(笑)。
⚪︎双方に還元される仕組みをどうやって設計するか
病院勤めから始まり、農家、農業生産法人、建築設計事務所と、色んな組織を渡り歩いてきました。当然、素晴らしい人に巡り合えることもあれば、「明らかにそれってブラックですよね!?」という場所もありました。「絶対に、、、こんな風にはならない!」と。
色々経験して思うのは、私の場合は「時給や月給といった固定されたもので人を雇うのには向いていない」ということでした。
私自身が、どうしてもどんどん進んでいきたい、積み上げていくのが好きなタイプなので、「この時間一生懸命働いても、そうじゃなくても変わらない」というマインドセットが本当ーーーーーーーに好きになれません!
自分が事業をやる時、パートタイマーや、正社員という形式ではなく「メンバー・パートナー」という形態を取りたいとずーーーーっと思っていました。
やればやった分だけ、お互いに相乗効果が得られる関係。先ほども話した、古家具手入れをお願いしているメンバーさんは、それの第一歩な気がしています。色んなアイディアがありますが、コツコツと試しながらやっていきます。
余談ですが、正社員をこれからも雇うことはないと思います。雇うとしても、月給オンリーではなく、インセンティブ設計を必ず取り入れるだろうし「3年後に自分で店をやりたいんです!」みたいな、独立心旺盛な人なら「むしろこちらからお願いします!」って言うくらい、勧誘すると思います(笑)。
独立する、自分で何かやると決めている人は、本当に学ぶことが多いから。
⚪︎「選んでもらえる」存在にならないと早々に詰む。
色々書いていますが、供給制約が激化していくこの時代。私自身が「選んでもらえる存在」にならないと、話になりません(汗)。生産年齢人口という「働き手」が明らかに減少していってて、それは首都圏よりも今は地方の方が早く現れてきています。
ぜひ、木下さんの下の記事を読んでください!
働き手がいないから、安い賃金で人海戦術・力押しの事業設計はそもそも成り立たなくなる。安い賃金では人は来ないから、給料を上げる。他の条件の整った企業(副業は最たる例)への転職も盛んに行われていくでしょう(というか既になっている)。
需要があるから、こういう事業をしよう。
これは、働き手(供給側)がたくさんいた過去の話。
これからは、
こういった需要がありそうだな。
この事業でこの層の人がお客さんならが、高い利益率が見込めそうだ。
ってことは、他社と比べても、これぐらいのお給料を社員に支払ってあげられる。
であれば、これくらいの人数は確保できるから、他の企業や事業とも十分競い合っていける。
という社会になっていきます(もう既になってきています)。
まとめ
メンバーさんの進捗から始まり、どうやったら「自分が選んでもらえる存在になれるか」という事を思いながら、先日は仕事をしていました。
これには終わりがありませんが、だからこそ面白いわけです(笑)。色々とトライアンドエラーしながら、匍匐前進でも確実に進んでいきます。