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【アップサイクル モノづくり】木製食器のメンテナンスの仕方はこれ!

昨日の記事でも書いたのですが、建築余剰材(廃材という言葉があまり好きではないので、余剰材と個人的に言っています)を使ってアップサイクル品を作成することが結構あります。その際足るのが、木材。テーブルに使用されたものや、ウッドデッキの端材などは、よく施工現場では出るんです。それらを使って、よく木製食器を作成しています。


コップが置けるように加工したワンプレート皿


モーニングから晩酌まで使えます。


コースターからカッティングボードなどなど。全て建築余剰材から作成。

木製食器は、ニトリやホームセンターなどでもお手軽に手に入れることができますよね。それも相まって身近な存在になり、マルシェで出品しても購入されるお客さんが多いんです(本当に有り難い!)。

ただ、そこでよく聞かれることがあります。それが

「木製食器ってどうやって手入れをしたらいいの?」

です。聞かれるランキングダントツNo.1です!(笑)「使っていくうちに水を弾かなくなってしまう」「結構食器自体が歪んでくる」のもよく聞きます。

そこで今日は、木製食器のメンテナンスの仕方をご紹介します


⚪︎結論を先に言うと、食用油を塗り込むこと

最初に結論から言いますと、「定期的にタオルや布の切れ端に食用油(オイル)を染み込ませて、木製食器に塗り込んであげる」ことが最も簡単で、長く使えるメンテナンスの仕方です。塗り込んだ後は、キッチンペーパーなどで綺麗に拭き取ってあげてください。

「どれぐらいの頻度で塗ればいいのか?」と言うのは、決まった頻度はありませんが、食器の表面がカサついてきたり、水洗いをしていて水を弾かなくなってきたらオイルの塗り時です。

なお、木製食器は食洗機で洗わないことをオススメします!熱湯は歪むのが早くなったり、割れの原因になったりしますので、手洗いするのがいいでしょう。食器洗剤で洗うのは大丈夫ですが、表面のオイルが早く落ちていきます。なので、メンテナンスの頻度を増やしてあげれば大丈夫です。

⚪︎メンテナンスに向かないオイルはこれ

食用油(オイル)と言っても色々ありますよね。1番身近なのはサラダ油なんじゃないでしょうか?サラダ油の多くは菜種を原料にしています。カナダ産のキャノーラ種を使用しているものをキャノーラ油とも呼んでいます。

ただ、この菜種油、空気中で固まらない不乾性の油なのです。固まらないので塗料としてはあまり向いていません。乾かないのでいつまでもベタツキが残ってしまうんです。菜種油のつぎに多くの家庭にあるであろうオリーブ油も不乾性の油です。つまり、どの家庭にも常備してありそうな油は、あまり向いていないのです。

オイルで木製食器に向いているのは、荏胡麻油や亜麻仁油、クルミ油などの乾性油です。


自宅の木製テーブルにも、亜麻仁油を塗ってます。結構、万能です。

⚪︎個人的にお勧めしているオイルはこの2つ。

私は木製食器以外でも、自宅の木製テーブルにも亜麻仁油を塗っています。
亜麻仁油はオススメのオイルの一つです。
ただ、亜麻仁油などは、菜種油やオリーブオイルと比べる、価格は少し高め。スーパーでも簡単に購入できるようになったとはいえ、家庭に常備しているのは、菜種油やオリーブオイルではないでしょうか?

そこで、オススメしているのは「オリーブオイルを少量塗り込んですぐに拭き取るを繰り返す」というやり方です。乾くのに少し時間はかかりますが、そこだけ考慮して使用していければ、問題ないと思います。

⚪︎まとめ

オススメは亜麻仁油で塗り込む。もしくは少量ずつオリーブオイルを塗ってすぐ拭き取るを繰り返すという方法です。試しにやってみてください!

☆なお、これはあくまで木製食器での話なので、フローリングや椅子などの家具は全く別の話です。

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