見出し画像

羊水検査をした話【閲覧注意】

お腹の子の染色体異常の検査をしました。
結果は数週間後。それまではそわそわとした日々が続くんだろうなと思いますが、終わった今はなんとなく「もう答えが出るのを待つだけだ」という気持ち。
検体採取が終わった分、これまでより少し気持ちが軽くなっている気すらします。

羊水検査を受けた(結果がまだなので厳密には受けている)のですが、もう受けることもないだろうし何したかを書いときます。
作風ですが、感想と写実入り混じりますので「イテテテ」となるかもしれないのでお気をつけてください。


OKでしょうか?(古のインターネットみたい)

羊水検査を控えている、かつ現実的にどんな検査か知りたい方でサンプルを増やしたい方は下へ。
羊水検査を控えている、かついろいろ検索して怖くなっている方・小説とかの表現でも痛みに弱く気分が悪くなる方は戻ってくださいね。古のインターネットで言えばブラウザバック推奨。


まずエコーで赤ちゃんをみて、おそらく羊水が取れる隙間?余裕?があるかどうかを確認。
因みに赤ちゃんが成長してて動いてる〜♡と気楽だったのはこの時だけでした。

赤ちゃんの無事とどの辺から採取するかを確認したら、お腹を念入りに消毒。
再度エコーを当て、狙いを定めておもむろに針を刺す!
ネット情報とかを見ていると局所麻酔をするところもあるみたいでしたが、麻酔なしでした。不安なら聞いたほうがいいし、普通こんな大事なことって聞きますよね。与えられたものを享受するだけの人間だと損しますよ。

悲しきかな脂肪が多すぎてだと思うのですが、「なんか入らないな〜」と先生。
初めに手に取った針で3回ザクザクザクと刺されましたが子宮に針が届かなかったようです。この時が一番怖かったし気付かなかったけど涙目になっていたらしく、看護師さんに「あっ!大丈夫だよ〜、怖いよねえ」とティッシュで目元を拭われてさらに怖くなりました。
エコー見てる感じでは針的なものがきてる感じしたけど…赤ちゃんもびっくりして、母体の緊張も伝わったのか硬直していました。

肝心の痛みですが、感覚的には採血よりは痛くなかった。多分かなり細い針で、我慢できる痛み。上手い人の筋肉注射みたいな感じ。
ここで刺さっていれば本当になんでもない検査なんだろうな…とぼんやり考える。脂肪の厚い自分を恨む。

最初の針の1.5倍ぐらいの長さの針に変わり、次は刺さってくれえ…と祈りが通じたのか子宮まで到達(ウォオオオ(歓喜))
痛みは最初の針より小さかったです。長くてしなる感じがしました。
エコー画面にはこれまでと明らかに違う位置まで針が見えてきていました。赤ちゃんは相変わらず緊張して微動だにせず頭を垂れていました。
採取する際注射器を引っ張るのと羊水の取れる位置を固定するのとで多分絶妙な力加減が必要な箇所ということがあり、腹圧とかで針が戻るようでたまにグリグリと押し込むのが怖くて違和感があって血の気が引きました。

注射器半分ぐらいかな、十分羊水が取れて無事(?)終了。全部で10分ぐらいでした。
その後別室にて抗生剤を点滴(また注射かい!!とげんなりして血の気も引いていたのでなかなか血管が見えず、こちらもヒヤヒヤでした)。
点滴含め1時間半ぐらい休み、帰りました。

お腹に針を刺した直後はジクジクと刺した箇所が小さく痛む感じがあり、横になっているうちにだんだん痛みが違和感に変わってきて、帰る頃には痛みは無くなっていました。
違和感、というか腹圧がかかると刺したところが硬くなる感じが1日続き、寝て起きた頃にはほぼ違和感もなくなりました。

刺した穴はすぐには塞がらないそうですが、ごく細い針のためそれほど心配はないとのこと。ただ羊水が漏れ出しておりものに混じり量が多くなるかも、ということと破水はしないと思うがもし何かあればすぐに連絡を、とのことでした。
当日は子どもの抱っこや不要な外出は控えて安静にしていてくれと言われました。

終わってみればなんともなく、まあ血管見つからない時の採血よりは痛くないし怖くないかもな、という感想です。

というかね。
産婦人科ってあまりに痛みに鈍感じゃないですか?

病院にもよるのだろうけど、出産という人生最大の痛みを日常的に目の当たりにしているし産科で来る人はその覚悟をしていたり、経験済みだったりするのでそれ以外のことがカジュアルに処置されまくる感じがするんですけど!
他の科ならもっと丁寧にさ!説明も!麻酔とかも!心配とかも!してくれるレベルだと思うよ!!!!
しかもこの傾向、出産の時まで続きますからね。
予告なく注射採血、内診、点滴、しまくるからね。

出産する人に頑張ったで賞とかさ、もっとお産代で消えないレベルの(なんなら足出るしね)お祝い金とかくれるべきだよ。すごい頑張ってるもん。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?