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数千万円で話し合いの場を買った話②

紆余曲折ありながらも札幌のお隣の街に土地を購入し、いよいよ新居、着工へ!

▽前編はこちら▽


やってよかったな地鎮祭

間取りも決まり、さぁ基礎工事!の前にメーカーさんから「地鎮祭は行いますか?」との確認が。

私は実家を建て替える際に地鎮祭を行っていたので、やるもんだとばかり思っていましたが、どうも今時はやる人・やらない人が半々なんだそう。

やらなくてもいいんじゃない?派の主人を押し切り、秋晴れが心地よい日に行いました。

神主さんに来ていただき、特設テントの下、祭壇を用意し、お祓い・玉串のお供え・盛土への鍬入れを行いました。

土地の神様に家を建てさせてください、というご挨拶並びに工事関係者さんの安全を願います。

お供物の立派な鯛はアクアパッツァになりました。


ほぼワンオペ引っ越し準備

入居日も正式に決定した冬の終わり(異例の大雪で1ヶ月工期が伸びました)、引っ越し準備がスタートしました。

この時、私は妊娠5ヶ月。しかし主人は仕事がとても忙しくてほぼワンオペレーションで準備をこなすことに!笑

メーカーさんから送られてくる工事の進捗状況写真を励みにひたすらに断捨離&箱詰め。
最終的にはダンボールの間で暮らすような格好でした。

1LDKという小ぢんまりとした空間に夫婦二人で住んでいました。
互いに在宅勤務&web会議が被ってしまった時とかはしんどかったけれども、適度な狭さが妙に心地よかったな。

一階住まいだからゴミ捨ては楽だけど、虫の来客があったりとか
室温が熱しやすく冷めやすいコンクリ打ちっぱなし渋滞ならではの造りとか


ありがとう、いいお家でした。


いよいよ新居へ!

GW直前に新居へと引っ越しました。

結婚する前からずっと長いこと夢見ていた木の大きなダイニングテーブルがあるお家、を叶えられて私はとても嬉しいです。

以前の狭小住宅から一転、急に広々としたものだから引っ越し直後はなんだかソワソワして自宅ではないようでした。笑


数千万円で話し合いの場を買った

主人は憧れだったマイホームを建てられてホクホク、こだわりスペースの一つであるお風呂を毎日せっせと洗ってくれています。(助かる〜)

一方の私はもう少し冷静で、家を手に入れられた喜びはもちろんあるものの、数千万円を出して主人と向き合う大きなきっかけを手に入れたのだと思っています。

物の見方、価値観
決断方法
決断後の行動
などなど見えたものが沢山あるし、

互いに頑固者ゆえにどう対処していくべきか
-私たちの場合、まず価値観の違いを認めた上で冷静に自分の意見を出していくスタイルが望ましかった(←今でもできない時が多々あるものの笑)

を少しでも掴めたことは今後、想定されるいろんな出来事に対処していく時、とても大きな武器になると思うのです。

なんだかそれだけでも家を購入してよかったなぁと思います。

さて、手元に残った数千万円のローン。
笑って二人で返していくぞ!

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