コロナ、中国の思惑、陰謀、ナゾ、闇 ~ わが敵「習近平」 ~
コロナは中国・武漢の研究所で作られたバイオテロ、
横浜の豪華客船の乗客の感染者だった香港人は、
もともと中国大陸の腐敗官僚で、
客船に乗る直前に刑務所から釈放されたばかりだった、
人民解放軍が客船での感染について毎月のようにシミュレーションしていて
その一環としてウイルス実験が行われた可能性、
ウイルスは、大陸が一国二制度を骨抜きにしようと進める香港向けとしても考えられていた、
欧米での感染拡大の背景には中国とつながりのある国から広がった、、、
といったコロナをめぐる中国の動きについて、様々な説が書かれています。
あと、権力闘争の裏話と。
この手の話で総じて難しいのが、
中国のきわどい話というのは、
ウラがほぼ取れないこと・・・。
それだけに、どこまで信ぴょう性があるのか、わかりません。
ただ実感としては、どれもあり得る話です。
中国の権謀術策のさまの、その一端でも知ると、面白い内容です。
権力闘争の後日談のくだりは、まさに、
当時はわからなかった事象のひとつひとつがいまになって、
線で結びつくような思いがします。
ナゾが一気に解けたような気分です。
最近サボり気味だった、自称チャイナウオッチャーの
自分にカツを入れてくれたような気分です。
著者は中国出身のヤン・イーさん。
小説「獅子頭」とは違った、当局に真っ向立ち向かう
内容だけに身の安全を心配してしまいます。
中国陰謀説、中国のグレーな面に関心があるひとは、ドはまりでしょう。
2020年10月読了
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