見出し画像

歴史劇画 大宰相


歴史マンガ本が人気で、こどもたちの歴史の勉強にオススメ、といった記事をみたり、広告を目にしたりします。
たしかに、マンガで理解するのは大事で、わたしも大学入試の世界史の勉強に、マンガを活用しました(笑)。

歴史のマンガ本、いいですよね。

画像1


昭和の近現代史、そしてその背景で蠢く人々の思惑、政治家たちの動きが描かれていて、ダイナミックで面白いです。
表面上の歴史の背景にある、裏話が描かれています。

終戦前後、そしてその後、日本が復興し、外国と国交を取り戻していく戦後の歩みを理解するのに
うってつけの本だと思います。
裏事情が分かると、なるほど、こんなふうにして事態が動いたのか、合点がいきます。
ただ与党目線です。野党支持者はご注意ください。

それにしても政治の世界は、思惑とメンツと駆け引きと、
いろんなおどろおどろしい恨み、つらみ、妬み、といった、人間の嫌な面が入り乱れますね。
男の人、おじいちゃん、おっさんが中心だと非難されても、それは仕方がないかもしれないですが
権謀術策に長けた人たちが、さらに蠢いていて、家柄、血筋、出身大学、学歴、経歴、
いろんな要素が絡み合って成り立っているんだと分かります。
そんな、あまりきれいではない世界だと知った上で、世の中とはこうやって動くのだと理解する、現実を知る本だと思います。


いいなと思ったら応援しよう!

腹八分:(試行→成長→充実)
よろしければサポートお願いします。 ありがとうございます。