自分を幸せにし、周りを安心させ喜ばせるためにも、お金に正面から向き合う~「お金を話そう。」藤野英人
投資を通じて身近な人たちを喜ばせたり、
社会に貢献し、しあわせを感じよう、生きがいを得よう、と
呼びかける内容です。まあ、ファンドマネージャーですから。
「ひふみ投信」を積み立てしているのですが、どんな人が関わっているのか、どんなことを考えているのか知ろうと思って読みました。
本は入門編的で、クイズを交えながら、お金と世の中の仕組みについて、わかりやすく解説しています。基礎知識がつきます。
おりしも、日経平均株価がきょう、3万円を超えました。
バブル期以来、30年半ぶりだそうです。
久々の快挙、となると、当然、下落局面も訪れます。
「株価はいつか、下がるでしょ」
「投資なんて、失敗するよ」「大丈夫なの」
不安視する声は、必ずあると思います。
株価は、数年に一度の下落の衝撃が大きいだけに
株価下落のダメージとイメージが広がっていると思います。
また、ひとの心情としてある、「損したくない」バイアスも
あると思います。
”儲かる”よりも”損する”ほうが、避けたいでしょうし。
ただ、株価は長い目で見ると、基本的に成長トレンドです。
合理的に考えれば、伸びる傾向です。
さらに、投資を通じて広く、役に立つ、だれかに貢献できる、
という一面は、確かにあると思います。
物は言いようですが投資を通じて、投資先の企業、企業の従業員や家族、
そしてその業界や周辺業界、と、いろんなところを応援している、と考えれば、なんか、役に立っているのでは、と思います。
自分をしあわせにし、まわりを喜ばせるためにも、
お金と正面から向き合うのは大事だと思います。
お金は決して、汚いものではないので、
ちゃんと、知識をつけること、
タブー視しないこと、こどもとも話し合うこと、その参考資料になりそうな本です。
添付した画像の、質問の部分を考えるだけでも、お金の基礎知識がつくと思います。ギャンブルじゃなく、一歩一歩、資産を増やしたい人向けです。
2021年2月15日 通勤電車で読了 rennyさんありがとうございます。