慢性うつ病と診断されたあとの服薬治療が地獄の2週間だった件【前編】
単刀直入に言うと、
抗うつ剤ってこんなにもきついんだーって痛感した2週間だった。
うつ病と診断されるまでの経緯は↓
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「自分は繊細なタイプの人間だ」
なんて呑気に分類していたけれど、
思い出せばかれこれ6年前、”適応障害”という精神疾患にかかっていた。
そのときよりもはるかに大きく膨れ上がった鬱々とした思考は、
”うつ病”という診断結果でわたしにぶつかってきたのだ。
だらだらと経緯をこまかく語っているので、
興味があれば上の4記事も読んで欲しい。
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人生二度目の精神科での処方箋
話を戻すと、”うつ病”と診断されたメンタルクリニックの初診のあと、
「2週間飲んでみて、また様子を診させてください。」
と言われて処方された薬。抗うつ作用のあるお薬だ。
別の記事にも書いたけれど、わたしは服薬治療に前向きな印象を持っていなかったため、一度は渋り、先生から説明を受け、ずっと続けるわけではないのなら…とやっと納得したのである。
そもそもなぜわたしが服薬に後ろ向きだったかの話をする。
6年前の”適応障害”の診断を受けたときに時は戻る。当時も薬を処方された。
いま考えると適切な診断だったのかすら怪しいもんだが、
「眠れていますか?」の医師からの問いに、
「眠れていません」と答えると睡眠導入剤を処方された。
言われるがままその薬を飲むと、眠れるどころか半日以上布団から動けなくなった。薬が強すぎたのだろうか。
それ以上その薬は飲むことがなくなり、親切とは程遠い対応をしたその病院にも行かなくなった。
それ以降、「精神科で出される薬=強すぎる、自分には合わない」とイメージを持っていた。
その話も聞いた上で今回の担当の先生は、
「当時処方されたお薬(お薬手帳を持っていったので把握済み)は睡眠導入の効果があるもので、今回はそれは出しません。脳内のホルモンバランスを整える作用のある薬と胃を保護する薬の2種類にしておきましょう。」
と、睡眠導入剤は避けて処方した。
抗うつ作用のある「デュロキセチンカプセル20mg」と胃を保護する「モサプリドクエン酸塩錠5mg」の2種類を飲むことになった。
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服薬1日目
副作用は、最悪だった。
気持ちが悪くなることがある、とは聞いていたが、それだけじゃなかった。
調べた限りのすべての副作用が、わたしを襲った。
受診の次の日の朝に飲み、昼過ぎに散歩に出たときに胃に違和感を感じ始めた。
「副作用来たな…」
と嫌な予感はしたけど、まだ動けたので夜ご飯をつくった。
つくっている途中から吐き気と倦怠感が出てきて、完成していただきますをするころにはすっかり食欲が無くなっていた。
空腹なはずなのに、白米を口に含んで吐きそうになったのは初めてだった。
少量だけを食べて、ソファに座ると体がぐったりしていた。めまいもする。
「これ絶対副作用きついやつだ…」
そう確定してネットで薬の名前で調べると、さまざまな副作用が書かれていた。
「でもここでやめたら効果ないし、1週間で副作用なくなるって言ってたから1週間の辛抱かな…」
先生にはじめの1週間は副作用がきついかも、と言われていて、同じことがネットにも書かれていた。わたしはその言葉を信じて1週間は耐えてみることにした。
服薬2日目
また朝が来て、薬を飲む。
食欲はもはや皆無で、朝と昼でスティックパンを計4本だけ食べる。
1日のほとんどをソファで過ごし、買い出しに言っても夜ご飯を食べる気になれず。
すこし眠ると空腹を感じて、お茶碗半分くらいのご飯とトマトを食べれた。
寝不足なはずなのになかなか寝付けない。足がソワソワして、動悸もしていた。
服薬3〜5日目
この辺が副作用のピークだった。
外に連れ出してくれる恋人についていき、1日1回はかろうじて外の空気が吸えている。
副作用をまとめてみる。
こんな感じ。それと、副作用かわからないけど、
体がだるくて動けないのに歯を食いしばってしまって歯も顎も痛かった。
体調が悪いから気分も下がってしまって、「本当に薬効いてるの?」と疑っていた。
そんななか、
服薬6日目にやっと、状態が変わってくるのである…!
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