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伝われ!プロジェクトも笑顔も

『あかるく、かるく、やわらかく』
これは「deleteC」というプロジェクトのバリュー(大切にする価値観)5つあるうちの最も大切な位置づけの言葉らしい。

「deleteC」とは、Cancer(がん)を消すという、Cが入っている商品、会社名などからCを消した写真をSNSに投稿すると、売上の一部ががんの治療研究に寄付されるプロジェクト。がんを治せる病気にすることを目指している。
中島ナオさんという女性の想いが形になったプロジェクト。冒頭の言葉は、彼女が言い出した言葉で、暗くて、重くて、硬いイメージのがん、それをひっくり返したいという想いで発せられた言葉だそう。
想いがイメージできる言葉だと思う。
いいなぁ、いい言葉だなぁとすぅっと息を吸うように、自然とわたしの中に入ってきた。


最近読んだ本、小国士朗さんの『笑える革命』。
読んでいて共感できる部分、感動して涙がでる場面、いいなぁと笑ってしまうところがあり、つまり読んで良かったぁと思った本である。

「注文をまちがえる料理店」はもちろん知っていた。介護職からみても、いい企画だなと思う。
食べに行ってみたい、一緒に働きたいと思う。

ただただつらい仕事なら続けられない。介護の仕事は大変なこともあるけれど、いっぱい笑っている。だから続けられる。


どの取り組みも素晴らしい。何がきっかけでうまれたのか、どんな話し合いがあったのか、どんな仲間がどうやって集まったのか、この本を読めば知ることができる。
もう、膝をたたきまくりである。

本の中でも書いてある

「どれだけ大切なことだったとしても、伝わらないものは、存在しないのと同じ」

この言葉、最近同じような言葉を聞いた。
映画『ハケンアニメ』の中で。

きっとわたしの中でも、これが大切になってくるんだと思う。

この本を読んで、小国さんにお会いしたいと思うし、一緒に何かプロジェクトをやってみたいとワクワクする読書時間だった。


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小笠原ゆき
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