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自己紹介〜安心バージョン〜

滋賀県彦根市で発酵食品工房を構えるハッピー太郎醸造所の池島幸太郎と申します。


ここでは私が独立するまでの経歴や、起業してからの活動、今後の目標を書きます。私の物作りの背景を簡単に知りたい人や仕事依頼にはこちらのバージョンがわかりやすいかもです。

私のことを詳しく知りたい人に、プロのライターによる記事の紹介を最後にします。面白くまとめてくれてます。

私の裏側を知りたい人は、別のおふざけバージョンも作ります。それはおいおい。

経歴

1978 年大阪生まれ 九州出身の両親
滋賀県立膳所高等学校卒業
京都大学文学部 美学美術史専攻 卒論「信楽焼たぬきの可愛らしさについて」
京都大学交響楽団 トランペット奏者 第 167 回演奏会 総務

島根県浜田市弥栄町(旧弥栄村) 5年
 夏 やさか共同農場・世羅共同農場(畑・味噌)
冬・日本海酒造株式会社(麹師・酛師)

大阪府大阪市 半年
日本酒専門店 山中酒の店 ミナミ地区担当

滋賀県長浜市木之本町 4 年
冨田酒造有限会社 社員蔵人

滋賀県豊郷町 3 年
株式会社岡村本家 社員蔵人
オリジナルレシピ純米酒「金亀桜」リリース

2017 年 1 月 独立
蔵人歴12年の経験を活かし、ハッピー太郎として起業

2017 年 10 月 彦根市古民家に工房を構える
ハッピー太郎醸造所として 麹・味噌・鮒寿司を製造の柱とする

2019年(1年間)
滋賀県発酵産業促進委員会 委員

2019 年 11 月
滋賀県長浜市木之本町 発酵イベント「オカンのツボ」アドバイザー

2020年9月
京都市 梅小路醗酵所 アドバイザー就任

ポリシー

「醗酵でつなぐ、しあわせ」を掲げて活動しております。幸せに生きることが人生で一番大切なことだと考えており、そのための発酵です。「本来の自分の発見」「生産者と消費者」「おすそ分け」「伝承」など様々なものを温かくつないでいくことで、しあわせになるお手伝いがしたいと思っております。

活動内容

発酵食品製造 糀(こうじ) 味噌 漬物 鮒寿司 【通販
ほとんどの材料を顔の知っている人から仕入れております。なにをもって美味しいとするのか、理論的にも感性的にもご説明できるようにし、結果、精度の高い品物を作ることができると考えています。実践と観察と考察を繰り返します。特に酒蔵での経験を活かした糀作りを得意としています。

ワークショップ運営 参加者にお味噌を作って頂く【手前味噌の会】が代表的な活動です。現代人には手作り発酵食品は「失敗する」不安がつきものです。そこで「なぜ失敗するのか」を多面的に捉えて分析し、それを避ける方法をお伝えしています。大成功は天の恵みですが、失敗の確率は限りなく避けることが可能だと考えます。また、ピリピリしない楽しい居心地の良い時空間づくりを得意としており、結果、リピーターさんが多いです。

セレクト調味料販売 自分で使っているものや感動のあまりご紹介したいものを販売しています。なぜそれを選んでいるのか、お客様に納得できる説明ができることを大切にしております。

話せる発酵屋としての発信 文系的実践派ではありますが理系の文献を読むのも好きで、それを噛み砕いて人に伝えるのを得意としており、その特性を活かして「発酵アドバイザー」的な仕事を引き受けています。また、滋賀県は発酵大国で、その魅力的な発酵食品たちをプロ的視点及び勝手に応援団的ノリでご紹介する「近江國醗酵之目録」も始動しております。他にもこのnoteのマガジン「発酵の舞台裏」において、普通では聞けない裏話的なことや私の発酵食製造技術の核心を公開しようと考えております。これらの活動の比重を高めていきたいと考えています。

今後の目標

発信者としての仕事を得る
この文章は超真面目ですが、普段おしゃべり好きで人がニコニコしているのを見るのが好きです。発酵は幸せに生きる一つの手段ですから、ほんわか楽しい空間づくりを心がけており、その特性を活かして、「きちんとしているけど、読んでて面白くて気持ち良いよね」という印象の文章を書いていきたいと思います。

工房の拡充 現在とても狭いので製造量・在庫量に限りがあります。自分が50歳になる頃にはそれなりの広さを持つ工房にして、雇用もしていきたいと思っています。

日本酒蔵の立ち上げ 現在地元彦根市には日本酒を自社で作っているところはありません。国宝彦根城のお膝元にふさわしいお酒があればいいのにな、と思っています。日本酒をそれなりのクオリティで造る技術は持ち合わせているつもりです。今の事業で信用を得て、仲間を作り、チャンスを産み出したいと思います。

記事紹介

プロのライターによる記事をご紹介します。読み物として俊逸です。

1 発酵料理家 真野遥さんの記事。ものすごい綿密な取材力と構成力に全力で拍手を。

2 京都の発酵カフェhaccomachiさんの記事。ここまでボリュームのあるご紹介は今後絶対無いと思われる!!

最後に

実は私、2020年コロナ禍の中、ダイエットに挑戦し10キロ以上の減量に成功しました。素敵な人たちにも出会い仕事も増えてきて、40代にしてお洒落にも目覚め、3年前に独立したころよりも、今の自分がとても好きです。
自分はこれでは何も足りていない、何者かにならねばならない、他人の活躍への嫉妬など、承認欲求の沼にハマり、自分を否定し続けていた日々からようやく抜け出し、今はとても自分のことが好きです。自分のことを好きになり、自分を赦せるようになると、とても楽になります。
そのように自分が整ってくると、造るものが安定してきたように思います。自分の内なる声に耳を澄ますということと、発酵の菌の声に耳を澄ますということは、もしかしたらどこかで繋がっているのかもしれません。主観的ではありますが、そんなこともお伝えして誰かの参考になればなと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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