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コーヒーの「かす」同じ捨てるなら有効活用してから

コーヒーを飲んだ後、
紙フィルターに残った「コーヒーかす」ってどうしていますか?
たぶん「使い道もないしゴミ箱いき」という方が
ほとんどだと思います。
ですが、それは本当にもったいないです!

家庭であれば出る量はわずかだが、
飲料メーカーなどを含め日本全体では
年間100万トン程度発生しているとのこと。
各会社さん、やはり用途には苦労しているようです。

消臭アイテムに変身

我が家は半年前くらいから消臭アイテムに変身させています。

UCCさんのホームページにも載っているのですが、
活性炭以上に、特にアンモニア(におい成分)の
脱臭効果が優れているらしいのです。

水分を含んだままだと、
なんと活性炭の約5倍ものアンモニア吸収率が高いそうです

ただ、水分を含んでいると、
カビの問題もあるので、
1日2日で取り替えないといけません。

我が家では、
食品トレイに広げて乾燥させて、

それをジャムやプリンの瓶に入れ、家中に置いています。

乾燥させていれば、1週間くらいは全然大丈夫です。
ネットで調べると、脱臭剤・消臭剤として
1ヵ月以上使用することができるらしいが、
毎日、カスは出てくるので、1週間で交換しています。

毎週、これだけの瓶にコーヒーカスを詰め替えています。


コーヒーのかすに脱臭・消臭効果がある理由

それは、焙煎後のコーヒー豆の表面に
たくさんの小さな孔が空いているからです。

家庭用消臭剤の定番である「活性炭」と
同じ多孔質構造でニオイを吸収するコ
ーヒー豆は、挽くことによって表面積が広がり、
抜群の脱臭・消臭効果をより発揮します。

我が家の使用場所

特に、使っていて凄いと思うのが、
玄関と下駄箱の中、そして、冷蔵庫とトイレ。

先日も、餃子の残りを冷蔵庫の中に
ラップして入れていたら、
ドアを開けるとさすがに凄いにおいでしたが、
翌朝には、えっと思うほど、におい無し。

そして、下駄箱も凄い効果です。
扉を開けても、全く下駄箱特有のにおい無しです。

更に、トイレも効き目は抜群です。

最後は、

では、この使い終わったコーヒーかすは
どうするかと言えば、生ごみに入れて捨てます。
すると、生ごみ特有のにおいも押さえられます。

野良猫対策

以前は、我が家の花壇にも、
野良猫が糞をしたり、穴掘ったりと困っていました。

そもそも庭に猫が侵入してくるという事は
庭が安心できるスペースだと認識されている場合がほとんどです。

この「安心」を「危険・不快」に変えてしまえば、
猫が寄り付かなくなるワケです。

そして、その可能性を持っているのが
「コーヒーカス」なんです!

その理由は「香り」、
人間にとって、コーヒーの香りは安らぐものですが、
猫にとっては不快なニオイとなるようです。

確かに、会社のゴミ袋を
以前は野良猫が漁っていたのですが、
ゴミ袋にコーヒーカスを入れたら、
一切、漁らなくなりました。

コーヒーカスは土に撒いても目立ちません。
そして何より嬉しいのは薬品ではないので、安全という事です。

我が家は家庭菜園やっているのですが、
炭素の豊富な堆肥や肥料として与えています。

コーヒーカス、同じ捨てるなら有効に使ってから捨ててみませんか。


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