テレビでやっていた神石インターナショナルスクールをちょっと調べてみた
昨日、25日放送の日本テレビ系
「1億3000万人のSHOWチャンネル」では
日本初の全寮制小学校、
広島の「神石インターナショナルスクール」が紹介されていましたね。
東京ドーム17個分の敷地で
ホテル並みの全寮制小学校。(もともとはリゾートホテル)
1億3000万人のSHOWチャンネルの中では、
ロケをした小島よしお、
スタジオの羽鳥慎一や櫻井翔も目を丸くしていましたね。
2020年に開校し、現在は1~5年の39人が在籍。
すべての学年に日本人と外国人の担任がおり、
算数と理科は英語、国語と社会は日本語で授業が行われるという。
勉強以外にも楽器やゴルフ、乗馬、茶室での茶道を習うという。
校舎のとなりにある寮では3人一部屋。
ベッドのマットレスはエアウィーヴが使用されている。
親との交流は週に一度だけのzoomによる
ビデオ通話30分のみと制限されているという。
あえて厳しく制限することで
自立心が養われると説明されていましたね。
学費を聞いてビックリです。年間800万、、、🤣。
一般家庭では、まず無理ですね。
ネットの書き込みには
「少なくとも小学校低学年までは親子で一緒にいた方がいいと思う。」
等の意見も多々ありました。
個人的にもそう思いますが、
一般の普通の家庭ではそうでしょう。
各家庭環境みな違うわけですから、
親も子も納得しているのであれば別に良いと思います。
どっちみち、一般家庭でも親が仕事が忙しく、
子どもをかまってあげれないのであれば、
よっぽどこの学校の方が、
ヘタに近くに親がいないので良いかもしれません。
自宅で寂しい思いをさせるよりは
友人らが常にいる環境の方がいいのではないでしょうか?
子どもたちを見ていても、
みんな活き活きしていました。
ここの学校では、勉強も遊びの一部に感じました。
こうした経験は個人の人生以上に大きな意味を持ちます。
過去を振り返れば誰にでも分かる事だが、
お金持ちほど外の世界に触れる機会が多く、
そしてそう言う人材が何らかの形で
日本という社会を変えて来た事実はたしかです。
現在、1~5年の39人ということだが、
多分、中学高校もこれから作るのではないでしょうか?
ホームページの集合写真を見ても、みなん活き活きしていませんか?
一般の学校で、
いじめの問題、学力格差等考えれば、
親子離れた生活であっても、
このような環境があれば、
何も問題ないでしょう。
そもそも神石インターナショナルスクールはなぜ生まれたか?
親との交流は週に一度だけのzoomによるビデオ通話30分
メディアの報道と言うのは、
こういう中途半端が良くないですよね。
実際には寮をチェックアウトしなければいけない時期がけっこうある。
6月中旬から9月上旬 夏休み
10月中旬から10月下旬 秋休み
12月中旬から1月上旬 冬休み
3月中旬から4月上旬 春休み
疑問だらけの高額学校の印象
という、疑問の書き込みがありました。
これは、なぜにこの地に学校ができたのかということなのですが、
もともと神石高原リゾートホテルでした。
1991年、常石造船の関連会社が総合リゾート施設として開業。
企業向けの宿泊研修施設になった後、
2011年に現在の名称のホテルとなり、
2017年からツネイシHDの関連企業の神石高原リゾートが運営している。
4階建てで客室は66室。
最大約150人が宿泊できる。
施設内には研修室や120人程度が利用できるホールもあり、
町は会議や講演会の会場にしてきた。
ホテルの存在を前提とした施策も多く、
2021年度にまとめる予定の町観光計画でも中核に据える方針だった。
ことろが567禍で2020年4月中旬から5月末まで営業を自粛。
再開後は政府の観光支援事業
「Go To トラベル」の停止も響き、
売り上げが前年の5割を切る月もあった。
利用の回復が見込めないと判断したわけです。
この早い判断は、経営者として素晴らしいですよね。
所有するツネイシホールディングス(HD、福山市)が
近くにある全寮制私立小の
神石インターナショナルスクールに寄付。
要は、地元では有名企業のツネイシHDが、
企業内でやる事業を変換しただけなのです。
理事の末松弥奈子(神原 弥奈子)
また、理事の末松弥奈子(神原 弥奈子)
ウィキペディア(Wikipedia)を見ればわかりますが、
曽祖父に常石造船創業者の神原勝太郎、
父親は常石造船三代目社長・神原真人
神原真人の娘で5人兄弟の長女(下に4人の弟さん)。
学習院で哲学を学び、ツネイシHDの傘下のウェブ製作を設立。
その後、ツネイシHD代表取締役専務。
役職:
広島県 神石インターナショナルスクール 理事長
株式会社ニューズ・ツー・ユー ホールディングス代表取締役
株式会社ジャパンタイムズ代表取締役会長
株式会社次世代教育開発 代表取締役
弥勒の里国際文化学院日本語学校 理事長
勉強以外にも楽器やゴルフ、乗馬、茶室での茶道を習う
素人考えでは、勉強以外の習い事がすごいと思いませんか?
しかし、超エリート階級だけに求められる「必修要素」なのです。
グローバルエリート人材には独特の社交術が必要です。
社会的に高いポジションにつけば、
ゴルフ、馬術、スキー、テニス、ボート、音楽の素養などを
人前で発揮するシーンが必ず来ます。
これまでの日本は学歴に偏重してきましたが、
アッパークラスに必要なスキルを万遍なく、
自然環境で体験させてくれる学校ともいえます。
広大な土地、地元の力もあり
教育という先見の目をもって取り組まれるのはすばらしいことです。
ツネイシHDだからできる事でしょう。
海外では、Amazonが学生に学
費を全て出すなどの取り組みをやっていますが、
これからは、教育という投資が大切な時代なのです。
世界に名だたる名門全寮制学校が、
ここ数年、日本でも開校され始めました。
「全寮制」は世界の貴族・富裕層に選ばれてきた教育法の
一つでもあるわけです。
幼少期からの海外留学やインターナショナルスクールを
検討するのであれば、高いか安いかと言えば、
安いのかもしれません。
ただ、なかなかこのような学校に
入学させようと思うと、
親の資金力の問題が大きいです。
親は、現代と未来とを理解しているのと
していないのでは雲泥の差。
だから親やはり勉強しないといけないのです。
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