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子どものキャラクターは親が作り出す。

パパもママも
おっちょこちょいではないのに、
おっちょこちょいな子ども。

「この子は誰に似たんだろう」

別に似るものではありません。

親が作り出したものなのです

うちの孫たちを見ていても、
みんな性格が違います。

当たり前と言えば当たり前なのですが、
なぜ違うのか?物事には必ず理由があります。

うちの孫2号の女の子も言葉が達者で聞き上手。
でも、細かいところに目が行くものの、
視野は狭くなりがちです。
三歳くらいになると、まあ良くしゃべるは、
言葉も良く分かるで相手すると疲れます🤣

逆に孫1号の男の子は口ベタで、
落ち着いて話を聞くのが苦手。

しかし、動くものへの反応が良く、
集中して観察する傾向があります。
やはり、電車や飛行機、アニメキャラクターは好きですよね。

こんな風に「得意なこと」と「苦手なこと」が
それぞれ違うからなんですね。

このような男女の違いが生まれるのでしょうか? 
実は、遺伝子でも性格でもなく、
“脳の働き方”の違いによるものなのです。

脳には「脳番地」がある

脳は、担当する機能や働きによって、
「聴覚系」「視覚系」「記憶系」
「理解系」「思考系」「伝達系」
「運動系」「感情系」

の8つのエリアに分かれていますが、
このエリアを「脳番地」といいます。

脳は0歳から3歳の間に80%出来上がりますが
一気に丸ごと育つのではなく、
“脳番地ごとに”成長するという特徴があります。

女の子の特徴

幼いうちから人の話をよく聞けたり、
おしゃべりが上手だったりするのは、
脳の聴覚系に加えて記憶系エリアの発達が
男の子より少し、早いからです。

聞いたことがあると思いますが、
“海馬”と呼ばれる「記憶系脳番地」
(一時的に情報を記憶して保持するときに働く部位)です。

「記憶系」と、聞く力を司る
「聴覚系」の脳番地は結びつきが強く、
お互いに刺激しあうため、
共に育つ傾向があるそうです。

男の子の特徴

逆に、男の子は聴覚系と記憶系の成長がゆっくり気味。
その代わり、見る力を司る
「視覚系脳番地」が
発達しやすいという特徴があります。

男の子が電車などの乗り物を見るのを好んだり、
虫や生き物を平気に
捕まえて観察するのが好きだったりするのは、
この視覚系脳番地の成長の早さによるものなのです。

成長バランス

このように男の子と女の子には、差がありますが、
あくまで一般的な事で、
脳の成長バランスには個性があります。
生活習慣や経験によって、一人ひとり脳のバランスは違います。

大切なことですよね「育つ環境」で大きく変わります。

聴覚系脳番地が育っているなら歌や踊り

あの有名な、ののかちゃん(村方乃々佳)
抜群の歌唱力で、可愛い女の子は
聴覚系が優れているのでしょうね。

運動系なら運動神経が良かったり、
走るのが速いかったり。
3歳の天才スケーターNEO(ネオ)くんなどは、
ここが優れているのでしょうね。

伝達系ならおしゃべり、
理解系なら読書や片付けなど、
好きなものや得意なことをするときに働くのが、
いま発達している脳番地なのです。

逆に、まだ十分に育っていない
未熟な脳番地(=苦手な脳番地)は働きが弱いと、
人と比べたりすると、劣っているように
感じて心配になりますが、大丈夫です。

例えば、聴覚系脳番地が未熟だと
人の話を最後まで聞くのが苦手で、
指示を聞き逃してしまうこともありますよね。

初めてのお使いという番組で、
小さい子が、言われたものを
買わないってよくありますよね。
「わかった」と言いつつも、
最後までちゃんと聞いてないんですよね。

親は、それを理解して、
子どもの可能性をうまく引き出してあげれば
脳番地の成長バランスも整います。

しかし、これを理解しているのと
していないのでは雲泥の差。

だから親やは勉強しないといけないのです・


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