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中高一貫校の不登校を解決する方法
中学受験その①からの続きです!
優秀なお子さんがいらっしゃると、中学受験考えますよね。
「せっかくのこの才能を生かしたい!」と考えるのは親として当然です。
そうして、今実際に優秀な中高一貫校に通っている友達が何人かいて、そのうちの一人からの相談で感じたことを書きたいと思います!
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中3になって、事情で学校に行けなくなって、その話の中で私の友達(Aさんとします)が語っていたことなのですが、
AさんはFBの投稿で、同じようにお子さんが優秀な中高一貫校に通っていて学校に行けなくなったAさんの友達がいることを知って、その友達に会ったらしいのです。(Bさんとします。私はBさんのことは知りません。)
AさんとBさんはお子さん同士が幼い時から知り合いだったそうで、Bさんは「Aさんのお子さんが学校行けなくなるなんて信じられない」って言っていて、
それを聞いたAさんは「Bさんのお子さんが行けなくなることの方が信じられないよ」って話した。
って、聞いてね。
子どもの気持ちわかってねーなー。
って思って、ムカついた(笑)
私の情熱ポイント、ここなのです!
【親が子どもの気持ち考えないで、正しいと自分が信じる子育てしているところ!】
なんで信じられないの?
なんでわかんないの?
わかるでしょ!!!
ってなっちゃった。
子どもはお母さんのことが大好きです。
だから親の期待に応えたいし、そうする自分が好きなんです。
幼いときは。
で、優秀な子ほど親の期待に応えられる。
何か成果を上げると親が喜んでくれる。だからがんばる。そして褒められる。
ということが幼いうちはうまく回るでしょう。
でもそれは、「〇〇できるあなたはすばらしい」っていうメッセージを子どもに送っていることになっている場合があります。
親の方にはそんなつもりはないと思う。子どもががんばってできたことをほめるって、何が悪いの?
って、思うでしょう。
それは、条件付きの愛ってやつで、それだけだと子どもは不安になります。
「〇〇できる自分はいいけど、そうじゃない自分は受け入れてもらえるだろうか?」
「受け入れてもらえないかもしれない。」
「もっとがんばらなくちゃ!」
そういう不安です。
「〇〇できる」は、幼い時はちょっとしたことです。
「ひらがなが3歳で読めるようになった。」とか、
「友達より縄跳びが得意だ。」とか、
「自分で好きな絵本をどんどん読む」とか、
「かけっこで一等賞!」とか。
子どもだって自分の成長は嬉しいから、それをお母さんが喜んでくれたらもっと嬉しい。だからがんばる。それはいいことです。
ただ、そんな優秀な子だったら、学校に上がってからも成績は他の子と比べてよいと思います。
そして、「その成績がよいところ」「他の子と比べてよくできるところ」をその子の価値だと勘違いして、そのことをほめているうちに、
「ただの自分」ではいけないのではないか。
と、子どもは不安になるのです。
やればできる子ほど、「せっかくの力を発揮してほしい」と考えるのは親として当然だし、そのためのサポートをすることは子どもにとってよいことだと思います。
ただ、がんばっている子ども。成果を出す子どもの価値だけを見ているのでは心配だ。と言っています。
中学受験のために毎日何時間も勉強して、塾ではクラス分けテストがあって、模試があって・・。そのたびにできる人たちと比べられて、「自分なんてまだまだだって」なって。
親も「もっとがんばらせないと!」ってなって・・。
「うちの子は勉強好きじゃないし、こちらが言わないとやらないから」ってAさんは言うのですが、
勉強を強制的にやらせるから勉強好きじゃない子が育つ
言わないとやらない子が育つ。
そして、「そんな自分はダメなんだ」と子どもは思うようになる。
「自分は子どもの時どうだったの?そんなに親に『勉強やれやれ』って言われてたの?」ってAさんに聞いたら、
「親から『勉強しなさい』っていわれたことない。」って。そんな彼女は地元の進学校を出て、国立大学出身です。
私:「それなのになんで子どもにそんなに言うの?」
Aさん:「私は言われなくてもやったけど、子どもは言わないとやらないから」
私:「言うからやらないんじゃないの?ほっとけばいいじゃん」
Aさん:「いや。ほっといたらやらないから。」
やらないのは必要を感じていないからだし、賢い子だからちゃんとやるべきと自分が感じたらやるようになるから大丈夫なのよ。
強制するから勉強キライになる。
親の期待に応えることが苦しくなってくる。
それからAさんは、通っていた進学校にたくさんのできる友達がいるのを見て、「親がもっと教育熱心で塾に行かせてくれたりしていたら、自分の勉強ももっとできたかもしれない」って思っていたみたいで、そういう思いを子どもにさせたくないという想いから、熱心になっていったようなのですが、
これが親のダメポイント!
自分の劣等感をもちだして「子どもにそういう思いをさせたくない」と、子どもを過度にがんばらせるやつ。
子育てでもっとも大切なのは、
「そのままのあなたでいいよ」
子どものありのままを認める。
です。
これがとーっても大切なの!!!
それなのに、自分の劣等感をもちだして、そんな思いをさせないようにと子どもをがんばらせると、
「今のあなたでは足りない」というメッセージを送ってしまうことになるのです。
そもそも彼女は頭もいいし、スポーツもできるし、音楽もできるし、美人だし、ステキなのに、そういう自分を認めてないところがある!
「ステキな自分なんだ!!!」ということを一番わかってほしくて、その日はそう強くお伝えしました(^▽^)/
自分のありのままを認めることができたら、子どものありのままを認めることができるようになるからさっ。
そして、ここからは、子どものありのままを認めるためにどうすればいいか。
というお話をします。
うまくいかないとき、
失敗したとき、
がんばったわりに思ったような成果を出せないとき
そういう時に、
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子どもの生きる力を育み、子どものもつ才能や輝きを引き出す教育をテーマに記事を書いています(^▽^)/