メンタルモンスター
これだけ変わりやすい不安定な今の情勢。
常識もどんどん変わっていく。
今まで積み上げて来たことが意味をなさなくなった。
安定だと思っていた事が、そうではなくなったり。。
その変化に対してストレスを感じることも多いかもしれない。
ある不運に遭遇しても、ポッキリと心が折れてしまうのではなく、しなやかに立ち上がれる力を持つ人物。
それを脳科学者の茂木健一郎さんが
「メンタルモンスター」と命名している。
メンタルモンスターになるためには、脳を変えることが必要。
それもタフな脳をつくることに貢献している「前頭葉」を鍛えることが重要だ。
前提として、みんな前頭葉は鍛える事ができるとのことで、それをいかに鍛える事ができるかが、ストレスの軽減にも繋がっていく。
前頭葉を鍛えるには、、、
有酸素運動をする
掃除や雑用をする
段取りを考えて料理する、普段と違うレシピを試してみる
音読をする、本を読むなどなど
そうして鍛えられた前頭葉の働き・役割とは、、、
今、目の前に注意を向ける。
何かを解釈する。自分がやっている仕事の意味を考える。
感情の制御。アンガーマネージメント(=怒りを抑えて平静を保つ)
感情労働(仕事をする上で感情をコントロールする必要がある職業のこと)
特に重要なのが、
「区分け」ができるということ
自分がコントロールできる・できないを判断し、
出来ないことに関しては受け入れ、文句を言わない。
多くのストレスは、コントロールできないことを、
なんで?なんで?と、イライラしてしまうことで生じているとのこと。
それは、対人関係だったり、自分自身のことも然り。
そこをきちんと区分けするところから、今のあり方を選択する。
・コントロールできることに関しては、
今できることをベストを尽くしてすぐにやる。後回しにしない。
・コントロールできないことに関しては、
あれこれ考えるのをやめる。
人は、放っておくとネガティブに傾いていってしまう生き物。
心配事ならなおさら、どんどん悪く考えてしまいがち。
なので、その思考やイメージがさらに不安な感情を引き寄せて現実にしてしまう。
コントロールできない心配事は、考えない方がうまくいく事が多いのだそう。
一つの解決策として、
ぼーっとすること。
脳が何も考えてない時に、勝手に頭の中で記憶や感情が整理されるとのこと。
そのぼんやりタイムの中でいいアイディアが生まれたりすることも多い。
マインドフルネス瞑想やウォーキングなどは最適。
「今この瞬間」だけに注意を向け、ほかのことを考えない時間を持つ。
前頭葉を鍛えながら、一日一回ぼーっとする時間を作る。
どんどんストレスに強くなっていく。
気がつけば、メンタルモンスターになっているといくそうだ。
私も、
強靭なメンタルが欲しいです。
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