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【atマーケティングコラム】成長率12.5% 注目のCtoCビジネスとは

この春から新生活をはじめる次女が
「友だちも結構使ってるよ!」と
最近、せっせと活用しているのが「ジモティー」と「メルカリ」。

「ジモティ」は、地元の掲示板的なサイトで
次女は地域で譲ってくれる家具や家電などを探してきました。

「メルカリ」は、日本最大のフリマサイトで
本や雑貨など不用品を出展して全国に売って発送しています。

いやー、このようなCtoC EC(個人間取引のEC)は
ここ数年でグッと増えてきたなーと実感しますが
みなさんは使ったことありますでしょうか。

CtoC EC の市場規模は、2020年で1兆9,586億円。
BtoC EC 19兆2,779億円、BtoB EC334.9兆円 に比べて小さいものの
伸び率が、2019年9.5%、2020年12.5%と右肩上がり!
まだまだ成長が見込まれます。

前述のメルカリのほか、Creema、ココナラなど
上場企業も出てきていますね。

CtoC ECは
ユーザーから利用料を徴収するビジネスモデルなのですが
種類は例えば、こんな感じのものがあります。

・モノと人
メルカリ https://jp.mercari.com
ジモティ https://jmty.jp など

・人とマッチング
マッチングアプリ ペアーズなど
ニャッチング https://nyatching.com
(猫の飼い主さん同士をつなぐサービス。昨日スタッフで話題になりました♪)

・スキルシェア
ココナラ https://coconala.com  など

・スペースシェア
モノオク https://monooq.com など

では、なぜCtoC ECが伸びているのでしょうか。

要因としては
・プラットフォームの環境
・お金への意識
・サスティナビリティ
このあたりがポイントのようですね。

まずはなんといっても、「プラットフォームの環境」です。
システムなど提供する側の環境はもちろん
スマホなどの受け手側の環境も整ってきています。

提供側にとっては、技術の進化はもちろんのこと
コスト面の問題も解決しつつあります。
以前は参入するのに
システムを1から構築するため1,000万円はかかると言われていましたが
今は、パッケージ開発サービスが出てきたので100万円~と抑えられ
いろんなビジネスが生まれやすくなっています。

続いて、「お金への意識」。
コロナ禍などでお金の意識はシビアになっています。
また、ポイ活や投資など、個人がマネタイズするハードルが
低くなってきているのも要因になっています。

そして、「サスティナビリティ」。
捨てるのはもったいないとか
中古でもシェアでも自分にも環境にもメリットになるならいいじゃないと
持続型のビジネスへの共感の広まりが、後押ししているようです。

CtoC ECは、社会解決型ビジネスと相性がいいため
プラットフォームのパッケージ開発サービスが普及して安価になってくれば
今後は様々なソーシャルビジネスが出てくるのではないかと思います。

一方、
利用者を増やさないとビジネスにならない
トラブルなどのリスク管理は必須
といった課題はありますが
CtoC ECビジネス、まだ伸びていきそうですの注目です。

御社で取り組むとしたら、どんなCtoCができそうでしょうか。
一度その視点で検討してみるのもアリかもしれません。

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