ここにいるよ。
ハッピークエストのnoteにようこそ!
さきこです☆
私は訪問介護の仕事をしています。ご縁を頂いた利用者さんの家に訪問させて頂き、身体介護から精神の方の家事手伝いまで、お仕事を通して様々な方にお会いします。
仕事を始めた頃から担当している利用者さんもいて毎週お会いしていると、とても身近で大切な存在です。ご縁があり出逢って訪問させて頂き、たくさん学ばせて頂いてます。
時々、精神的な苦しみから「辛い」と電話がかかってくることがあります。先日は、命の電話が繋がらなくて、どうしたらいいのか分からないと混乱されていました。
電話先のAさんから伝わってくる辛さ。
「生きているのが、どうしようもなく苦しい。」そう彼女は言いました。
彼女の抱える苦しみ、私には何ができるのか。
私自身も同じような経験があり過呼吸になり苦しくてどうしようもない時、叔母に電話をしていた事を思い出しました。
私がトラウマで苦しんだ過去があったように、叔母自身も深いトラウマを経験していて、経験してきたから分かること、寄り添えることがあって、誰かがいてくれる、その誰かの存在の力の大きさを改めて感じました。
同じような経験があるから、より寄り添えることもあるけれど、同じような経験がなくても、ただただそこに居てくれるだけで心強くて助けられること。
トラウマを克服して人への恐怖が安心に変わった今だからこそ身をもって、たくさんの方の存在に支えられて生きていることも感じられるようになりました。
私にできること。
いまここにいること。ここにいるよ。
どんなあなたも私は大好きだよ。
色んな気持ち抱えながら一緒に生きよう。
Aさんが調子のいい時も悪い時も、私が変わらずに同じ立ち位置にいる事で、そんなメッセージを表すような存在でいられたらいいな。なんて思いました。
介護では残存能力とう言葉があります。残っている能力を使って発揮できる可能生のある能力のこと。
まだ新米だった頃は、良くなって欲しい思いから利用者さんを変えようとしていた事がありました。それでは利用者さんの残存能力さえも奪ってしまうことに気付いてからは、
変えようとせず寄り添うこと、ただただ利用者さんの残存能力を信じることを大切にしてきました。
Aさん「いつかは死ねるんですよね?」
私「生まれたという事は誰でもそこに向かってます。」
Aさん「そうですよね。」
私「生かされていますね!」
Aさん「生かされているという言葉を最近耳にするようになりました。」
そんな会話をしながら少しづつ落ち着いてきたAさんから小さな笑い声も聞こえるようになりました。
かつて叔母の存在によって救われた私の命、生かされて生きてきたことで、誰かの命を救うなんて言ったらおこがましいけれど、
中島みゆきさんの「糸」という曲のように、縦の糸と横の糸となって物語が混じり合うことで、紡がれていく命もあるのだと感じました。
「なにかあったら電話下さい。」そう私が言ったら「甘えすぎてしまう。」と彼女は言いました。
甘えて下さいと言う代わりに私は「私も辛くなったら電話します。」と伝えると「受け止めます。」心が温かくて優しいAさんは真っ直ぐに言いました。
Aさんが自分の足で一歩一歩進んで、ますます自分らしく生きられるように介護士として、そして一人の人として私にできることをしていきます。
生まれてきてくれてありがとう。
思い出せないなら何度でも言うよ。
「誕生」という曲も中島みゆきさんの歌にあり、高校生の頃にはじめて聞き、「思い出せないなら何度でも言うよ。生まれてくれてwelcome」という言葉に涙をしては何度も何度も聞いて歌っていました。
合言葉は!せーの「まるごとOK!」\(^o^)/
まるごとって言葉が好きな私のハッピー言霊♪
むつみとさきこのハッピークエスト☆落ちていた気分が自然に元氣になるような楽しいラジオ配信です!
共感して一緒に笑ってしまう、そうでなくても釣られて笑ってしまうような二人の声を聞いてみて下さいね(^^)プロフィールURLより♪最後まで読んで下さりありがとうございます。
ランタナ七変化。色んな表情を見せてくれるランタナのように、色んな自分の表情も大切にしていきましょうね♡
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