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「不思議なスコットランドの旅」その①ー旅へと誘った占いカード
ずっと以前スコットランドへ行った時の話です。
私のフィンドホーンへの旅はその旅の約3ヶ月前から始まりました。
夏の終わりに友達の家で占いカードを引かせてもらって、休暇を取る事をうながされるようなカードを引きました。
考えてみると、先回、まとめて休暇を取れたのはそれ以前に昨年の秋にフィンランドに行ったのが最後で、それも2泊3日でしたからそろそろ、長期の最低1週間くらいの休みを取ってもいいのかなあ、と何となくぼんやり考えていました。
しかし、その時に私は、「どうやって?お金も暇もないのに!!そんなの無理じゃなーーーい!」と思った。
そして、また後日、再び占いカードを引くと、また同じ意味合いのカードを引いてしました。そしてまた、日をおいて引いても再び「休暇」そして「自分を見つめること」に関するカードを引くのです。
それである日今度は占いカードを引かせてもらう時に「How?」と質問しながら引いてみました。
占いカードの示す不思議な力たちには私に休暇を取って自己を見つめることをしなさい!と言ってくれてるけれど「どのようにしたら、私に休暇を取って旅に出る時間とお金を手に入れる事ができるのでしょうか?」ということを素直に聞いてみたのでした。
すると今度は「全ては用意されています」という意味のカードを引いてしまったのです。経済的なことでも時間に関しても全ては用意されているし、私たち(守護している存在)が全てのヘルプをするので心配に及ばない!という説明がされたのです。
私は結構なお調子者ですから「何だあ~!そうなんだ、ラッキー!じゃ、休暇を取ってどこかに自分を見つめる旅に出ることにしよう!」と思いました。
しかし、ハテ?私はどこに行ったらいいのでしょう?自分を見つめることができる旅、、瞑想や静かに自分の内なる声を聞くことができる旅・・・うーん、思いつかなーい!暖かい国のリゾートに行ってノンビリすると言うカンジでもないし・・・・はたまた、どこか興味のあるところへ行って観光するでもなく・・・・でもスパとかに行ってマッサージを受けたりの身体のケア三昧というのもピンと来ないし・・・・。
というように3日間ほど、時間がある度に後押しをする不思議なチカラが太鼓判を押してくれた私の大切な休暇をどこにするかを考えていました。
すると3日目のある日突然出張から家に戻って紅茶を飲んでいるとある言葉が頭に浮かんできました。それは
「フィンドホーン」
という言葉でした。???フィンドホーンってなんだっけ?あのアイリーンとかいう言う人とキャディとかドロシーとかいう3人の仲間が高次なる声に従ってエコビレッジを聖なる地に作ったというあの、あれ?
私は当時の約10年前ほどに友人の勧めで日本語で「フィンドホーンの花」という本を読んだことがあったのです。
それはアイリーンを始め、他2人の魂の旅の話であり、どうやってフィンドホーンでスピリチュアルの世界を実地しながらエコな村、コミュニティを作っていき成功して行ったかという本でした。
その本を読んだ当時はふーん、すごいなあ!世の中にはこういうこともあるんだなあ、いつか機会があればフィンドホーンという所に行ってみたいなあ・・・とこの程度でした。
そして約10年の間、時折、知人から2度ほどフォンドホーンに行ったとか、フィンドホーンについての話が聞かされることはあっても忙しさと、いろんな事情で私とは結局無縁の世界だと思いほとんど記憶の彼方に「フィンドホーン」は追いやられていたのでした。
ところがその自己を見つめる度、私の久しぶりの休暇をどこにしようかと考えてあぐねていたら前述したように突然「フィンドホーン」という言葉が浮かんできたのでした。
私は「ああ、これか!」と思いました。きっと私は今回の休暇でフィンドホーンに行けばいいんだ。と難だか妙に納得してしまいました。
そして、インターネットでフィンドホーンのホームページに行きどのコースを取ったらいいかを捜しました。いろんなコースがあって何がなんだかわかりませんでした。しかし、ありがたいことに私が見ていたコースはまずは「体験週間」というコースを取らなければ受ける事ができないことになっていました。
それでは話が早い。だって私に合ったコースはひとつその「体験週間」というものを受ければいいんだ。
早速、フィンドホーンの体験週間がいつあるのかを調べてみました。いくら全ては用意されているとはいっても仕事の都合もあるし、秋ではなくて冬のクリスマスシーズンにスコットランドで自己を見つめるのもいいかもしれない。そう思って私は数ある体験週間の中から12月を選びました。残念なことにさすがにクリスマスにはスタッフもお休みを取るのでしょう、クリスマス前後は体験週間はやっていませんでした。
それで今年中でクリスマスに一番近いという日程は12月4日からのものでした。私は迷わずにもうその12月4日からのそのコースを受ける事ににしてインターネット上で予約をしてクレジッドカードで支払いを済ませてしまいました。私はそのコースに支払う余裕のあるお金をその時には持ち合わせてはいませんでした。
私は普段はクレジッドカードを使うのが嫌いです。すぐに支払える金額や小額の物にしかクレジッドカードを使用しません。しかし、その時は占いカードを通してきたメッセージを信用して支払いました。早期割引もあってその時に支払うとありがたい大きな割引もありました。
すると・・・・・。
ー次回へと続くー
こうして約3ヶ月ほど前に私の今回のフィンドホーンへの旅は始まりました。
次の話は下から読めます
↓
「不思議なスコットランドの旅」その②
「不思議なスコットランドの旅」その③
「不思議なスコットランドの旅」その④
「不思議なスコットランドの旅」その⑤
「不思議なスコットランドの旅」その⑥
「不思議なスコットランドの旅」ーその⑦
「不思議なスコットランドの旅」その⑧
「不思議なスコットランドの旅」その⑨
「スコットランドの不思議な旅」その(10)