ラブレター
大大大大大好きだよ♡♡♡
白さいと肉だんごのスープ作ってくれてありがとう
おいしかったよ!!!
うれしかった^^
ありがとう
「わたしゃほんとにうんがいい」
最近の私の口癖。
娘のお母さんでほんとによかった。
私がなりたかったもののひとつがお母さん。
幼稚園の時の夢とかじゃないですよ。
中三とか、高校生とか、進路を考えるときに、
「お母さんになりたいから、職業選択とか言われても……」
結婚という目標で、短大や女子大狙いの子も少数いたけれど、そういうのとは違ったんだよね。
母の線路で勉強してきたから成績優秀だったので、母の期待と先生の期待もあったし、もうひとつの夢はノーベル賞受賞だったしね。
なんでも知っているお母さん。
なんでもできるお母さんになりたかったから、なんでも勉強したかった。
で、頑張り続けた。
冒頭のラブレター、誰が誰に書いたものだと思います?
娘が私に書いたものだと思っていましたか?
私が、娘に書きました。
「ママ大女子だよ」
送り仮名の「き」を忘れているのと、この文字の大きさで書いてあったので、
『大女子!』
ママ、体は大きくないけど……年齢は大女子? 笑える思い出です。
「ママ、おかえり〜」
「ママ、ただいま!!!」
「ママ、いつもごはん作ってくれてありがとう。
ママのごはん、おいしいよ」
など、折り紙に書かれた娘からの小さなお手紙たち。
裏紙に書かれたものもあります。
娘のその文字を見ると元気がでます。
それなので、わざと出しっぱなしにしてあるのもあります。
掃除のときに見つけて元気が出たり、冷蔵庫の脇に貼ってあるのをみてほんわかしたり。
最近、伝えられていないな。
お互い家族であることが当たり前になっていて。
お互い忙しくって。
「マスク持ったの?!」と言う回数の方がどんだけ多いことか……。
反抗期で、
言葉が相手に届かず、飛んでいってしまうことも。
そこで、ちょっと前までの娘を真似して、
簡単だけどギュっと詰まったお手紙にしてみました。
ありがとう
うれしかったよ
だいすきだよ
を伝えたくて。
折り紙の裏ではなく、便箋と封筒で。
取っておいてくれるといいな。
最近の寒暖差で、疲れてしまった私。
頑張るのはやめたけれど、疲れるときは疲れます。
もしかして疲れて、ラッキー?!
「わたしゃほんとにうんがいい」?
昨日の夜、娘が白菜と肉団子のスープを作ってくれました。
とっても優しいお味でした。
そのときも、もちろん「ありがとう」「うれしいよ」は伝えました。
心から。
それに対する娘の返事は、
「またひとつ、一人で作れるレシピが増えた!」
照れ隠しではなく、本当に喜んでいました。
まったく、ほんとうにいい子だなぁ。と思うのです。
純粋な喜びで満たされていて。
私が想像していたのより、私はずっとずっとずーっと幸せなお母さんです。
娘への手紙を書き、この記事を書いた後に、水野うたさんのこちらの記事に出会いました。
企画ありがとうございます。参加させていただきます。