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心霊研究から神霊主義(スピリチュアリズム)へ

心霊研究から神霊主義(スピリチュアリズム)へ

心霊研究とは、心霊現象の科学的研究のことを指します。 その科学的研究の過程において、現象の奥にあるもの、つまり現象を起こしているもの、それが霊魂であるということが確認されました。それによって、さらに人間のもっている心・精神を広範囲に、より深く追究しようという研究を進めたわけです。 その結果、霊魂の働きに対しての研究を主にしなければならないということが分かりました。これが「霊魂研究」であり、それに基づいた思想が神霊主義(スピリチュアリズム)なのです。

今までに明らかにされてきた主なことは、

1) 死後個性の存続
各人の身体には霊魂が宿り、それが死の過程を経た後も存続します。したがって、肉体は自我の本体そのものではなく、むしろその機関にしか過ぎないということがわかりました。

2) 現幽交通(死後の世界との交通)
霊魂界(超物質界)の居住者と現世の人間との間では、適当な条件の下で交通を行うことができます。

3) 因果律の厳存
物質界(現界)のみならず、超物質界においても因果律が成り立ち、現幽両界はかたい絆で結ばれています。

4) 霊魂の向上性
各自の霊魂は死後、各自の希望と努力により、際限のない進歩向上への道をたどることになります。

私たちが心霊科学を知るということは、人間の本来の姿を知ることです。それによって今度は、それを常識として、人生に応用して行くことが大切になります。これはスピリチュアリズムの実践ということであり、本当の幸せと、迷いのない人間生活を開く道なのです。 今まで知らなかった人間の正体を突き止めることによって、隠された人間の進むべき道を明らかにしようということ、これが日本スピリチュアル協会の主目的なのです。

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