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誰だって今日からできることがあるから

毒親に育てられた夫と暮らす妻
幸せパンダです。
2024年10月から実家の断捨離を
している私ですが、母は70年間
断捨離とは無縁な生活を送って
きたので、物を捨てることに
抵抗があります。
私の実家の断捨離の鉄則として
大きな家具から処分していく
ということを言い続けてきて
ますが、中に入っている物は
どうするの?となるのですが
使わないものはどんどん捨てて
いかなければいけないのです
が、母は物をゴミ袋に入れる
事にも抵抗があります。
自分(母自体)は捨てる気がない
ので自分がゴミ袋に入れること
は許せるのですが、私がゴミ袋
に入れる行為を見ることは
心が傷つくみたいです。

大切な物が!まだ使えるのに!
いる時がある!高かったのに!
私がひっぱりだしてくるまで
何十年も暗闇にいた物たちを
久しぶりに見ただけでこんな
気持ちになっているようです。

物を大切にしなければいけない
物は人を幸せにしてくれる
物を持つことはお金持ちの証拠
物を持つと安心できる
物がないと馬鹿にされることはない
昭和時代の誰がいったかわからない
風潮にすっかり浸っている母です。

そんな母に物を手放すことが
できる魔法の箱を用意しました。
過去の投稿で少し触れていますが
その名も『寄付箱』です。
ふたを三角におって物は入る
けれど中身は見えないとい絶妙な
開け具合にしています。
中身が見えるとまた部屋に戻したく
なると思ったのですが、母は今の
ところその箱に入れた物とは卒業
できています。
箱の蓋を一か所あげてそこには
『寄付をお願いします』と
書きました。
夫にその話をすると爆笑して
くれました。
私は母に言いました。
ここ数年日本は災害に見舞われて
いる。
洪水で家が流された人、地震で
家が崩壊した人。
明日の食事もままならない人、
生活保護を打ち止めされて餓死
した人。
そんな人に寄付してあげてと
伝えました。
服や食品は特に回収している
ところが多いからどんどん
この箱に入れて行ってといい
ました。
後は母に捨てるという言葉は
使わずに常に寄付しようと
伝えています。
さすがに大きな家具は捨てると
いいきっていますが。

2024年7月、日本ではお米が店頭
から消えるということが起こり
ました。
その時に怒った夫は小麦粉製品
の食品を大量に購入しました。
しばらくは何もなく過ごしていま
した。
私とこどもだけはお米を食べろと
いうけれど、お米命の夫の前で
お米を食べることに罪悪感を抱き
そのうち私も小麦粉生活をはじめ
ました。

でも私たちはお米で育っている
ので、お米が食べたくなります。
なんとかお米が入手でき、新米が
出てきた9月末頃にはまた元通り
お米を普通に食べることができる
生活に戻りました。
そこから私は小麦粉たちをし
家族にもお米が原料の麺類を
だしたりしています。
そして米不足の時に大量買いした
小麦粉製品は近くの知り合いの
子供食堂に寄付しました。

私はお金はもっていません。
それでも地域を清掃したり、自分
の食べない食品や着終わった
こども服など誰かの手に渡る
ように努力します。

高額な金額の寄付ができなくても
何の力もなくても誰かのために
何かをすることはできます。
母の家は食品の宝庫です。
服も日本がだめなら海外へ寄付
できるくらい大量にあります。

私は母にもっと自分の幸せに気づ
いてほしいと思います。
物に埋もれて本当にしたい事を
見失っている母に自分の希望を
自分で叶える人生を送ってほしいし
母の喜びは私の喜びでもあるので
私も一緒に喜びたいです。

寄付箱はかなりおすすめですので
もし実家の断捨離でお困りな
方はぜひ試してみてくださいね(^_-)-☆


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幸せパンダ
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