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北風や木の葉をはらふ空ひろし

七十二候の【朔風払葉】に入ります。
「きたかぜこのはをはらう」と読みます。一年を72に分ける七十二候の59番目です。二十四節気「小雪」の次候になります。12月1日まで。

すこしずつ強さをましてきた北風が、赤や黄色にそまった木の葉を吹きとばす時候です。「朔」には「はじめ」という意味があります。方角の最初が「北」ということから「朔風」は北風をさすようになりました。

朔風払葉 Kitakaze konoha o harau
“North wind blows the leaves from the trees.”
November 27-December 1

     冬薔薇(そうび)深みゆく赤静かなり
       薫りのなかに一輪立つも

冬のバラは、春のはなやかさ、秋のあざやかさはありません。
凩の去ったあとの凛とした姿に、思わずカメラをむけました。

あなたが幸せでありますように 
琵琶湖のほとりの草庵にて
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