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雨のつゆ梅実りゆく重たげに

「つゆ」という言葉に「梅雨」という漢字を当てたのは、梅が青から黄に熟れていくから。ちょうどその時期です。

七十二候の【梅子黄】に入ります。

梅子黄は「うめのみきばむ」と読みます。七十二候の27番目で、二十四節気「芒種」の末候です。6月20日まで。

梅子黄 Ume no mi kibamu “Plums turn yellow.” 
〔plum;梅 turn;変わる〕 June 16-20

きのうの15日で東北も梅雨入り。これで日本列島は雨の季節となりました。梅雨明けは平年だと7月19日ごろです。ほぼ一か月間、雨とつきあっていきましょう。

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船を追う白き鳥たちカモメかな
  ほぼウミネコと水夫言ふ

先日「天空ツアー」で、佐渡島にいってきました。フェリーが新潟港を離れると、白い鳥が空を舞っています。カモメかな、それともウミネコかな。

船員さんに聞くと、ほぼウミネコとのこと。帰って調べました。
〔カモメは北の国から冬に渡ってくる渡り鳥で、ウミネコは留鳥です。ウミネコもカモメ科で、この二種類の鳥はよく似ています〕

旅をゆくカモメ空舞ふ夏の海

このイメージが違うのですね。YouTubを見ました。

夏の海「ミャー」と鳴くのは海猫か

これでは、もうひとつ…………。

あなたが幸せでありますように 
琵琶湖を望む草庵にて
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