【彌生(やよい)】に入ります。 今日4月9日から。
彌生(略字は弥生)は陰暦三月の呼び名で、朔日(一日)は新月です。
語源は古来から、木草弥生(いやお)い茂る月、草木のいよいよ
生い茂る月からきていといわれています。
その名の通り、草は萌え、木は芽吹き、百花繚乱して、鳥の声も
高まる季節です。
つぎつぎに
花の姿や
彌生くる
一歩 (俳号です)
散歩道の土手に咲いていた水仙は終わり、菜の花はまだ少し。
桜は染井吉野が満開で、枝垂桜や里桜、山桜はこれから。
気分はもう、春うららです。
◇彌生 (やよい)の主な別名
桜月(さくらづき)早花咲月(さはなさきづき)花咲月(はなさきづき)
花見月(はなみづき)春惜月(はるおしみづき)夢見月(ゆめみづき)
桃月(とうげつ)季春(きしゅん)嘉月(かげつ)姑洗(こせん)
◇食の旬と草花
真鯛(まだい)飛魚(とびうお)山女魚(やまめ)浅蜊(あさり)
和布(わかめ)
タラの芽 蕨蕗(ふき)蕨(わらび)独活(うど)筍(たけのこ)
莢豌豆・絹莢(さやえんどう)隠元豆(いんげんまめ)甘藍(キャベツ)
三つ葉(みつば)塘蒿(セロリ)小松菜(こまつな)芥子菜(からしな)
牡丹(ぼたん)桃の花(もものはな)山吹(やまぶき)蓮華(れんげ)
蒲公英(たんぽぽ)花海棠(はなかいどう)
#エッセー #物語 #旧暦 #彌生 #俳句 #短歌 #ローカル七十二候マラソン
2024.04.9金曜日17.12
ありがとうございました。
真の愛の語り部 川元一郎