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事業構築とジグソーパズル
突然だが、私はジグソーパズルが好きだ。
今は、時間的なことや、仮に、時間を作っても飾るところがないから、やらないけど。
ジグソーパズル作成代行の仕事があるなら、やってみたいが、過去に研究してたときに、ニーズがなかったか、あっても相場が安くて仕事にならなかったとかで、諦めた氣がする(どんな研究や!?)
そんな、ジグソーパズル好きな私が、事業構築のことを学んで実践していくうちに、なんか、このモードというか、この感覚…
事業構築は、ジグソーパズルに喩えられる氣がする!
そんな風に思ったんです。
今回は、そんな氣づきを記事にしていきたいと思います。
◆ジグソーパズルの進め方
最初のうちは、外枠を埋めていく。
これが事業で言うところの、大枠を固めるというもの。
なんで、外枠から埋めていくのか?
それは、外枠のみが、直線が入ったピースを使うから、わかりやすいというのがある。
直線のピースを探すのは、簡単。
もっと言うなら、角っこの、二つの辺が直線のやつは、4つしかないから、もっと、わかりやすい。
さて、外枠が出来上がったあとは、
軌道に乗るまでは、ウンウン、あーでもない、こーでもないモードに入る。
でも、そこを通り過ぎると、最後の方はスラスラとピースをはめるだけのモードに入る。
こうなると、終わりが間近だ。
いつも、どのモードも好きでたまらない。
人によっては外枠作ったところで、「飽ーきた」ってなる人もいると思う。
また、一つ一つのピースを当てては、ハズレを繰り返すところで嫌気がさす人もいるだろう。
案外、私は嫌ではない。
また、似たような色ばかりを集めてグループ分けするのも好きだ。
景色のジグソーパズルなら、空の色、海の色、土の色、花の色、分けていく。
大抵が、空と海で、色が似てたりして、そこを区別するのも面倒なので、とりあえず同じグループにすることもある。
段々、慣れてくると、空と海とで、濃い色、薄い色という感じで分けることができてくる。
その中でピースがくっつきそうなものは、くっつけていく。
時として、島みたいに出来上がってくる。
中には、島同士がくっつく瞬間があったりする。
そうやって、ピース埋まっていって、完成間近になると、あとは、はめるだけ~!になって、パパパッと、進んでいくことがある。
これ、全部、事業構築でも同じ。
◆外枠をハッキリさせる
自分の「できること、約束できること」が外枠になってくる。
間違っても、やりたいことは持ってこない。
「できること、約束できること」は、今現在の自分でできることだから。
角の4つは、その中でも、わかりやすいもの。
職業・肩書とでも言えばいいだろうか。
それ以外の外枠は、【過去の知識・経験】【エピソード】
それが固まったら、段々内側に入っていく。
また、色分けしたグループの島から、【商品・サービス】が生まれてくる。
そして、細かくて、わかりにくい、ピース合わせ作業は、目の前のお客様のニーズの深堀や、サービスを、1個1個当てはめていく作業。
そのためには、時には、何十回と、ピース合わせする必要も出てくるだろう。この辺りは【現場】【カードめくり】【リサーチ】などの地味な、壁打ち作業みたいなもの。
いわゆる「やってみないとわからない部分」の作業。
これを、嫌がると、ジグソーパズルづくりは暗礁に乗り上げる。
「やってみて、『あ、これだ!』という感触」ができた瞬間、ピースがはまりだす。
それをやらないと、いつまでたっても、また別の外枠を作りに行ってしまう。
◆間違えてはいけないのは
【今あるピースが足りないからと言って、違うピースを探しに行ってしまったら、ジグソーパズルが完成しない】ということ。
これ、どういう意味か、分かります?
みな、新しいピースを探しに行こう、作りに行こうとしちゃうんです。
分かりやすいのは、【資格】ですね。
「今の自分には、これが足りてないから」
「この資格を得たら、新しい自分になれるから」
まだね、ビジネスをやる前の、学生とかだったら、良いんですよ。
もちろん、学びは、ご自身の商品力を高めるには大事でしょう。
知れば知るほど、もっと知りたい欲だって、出てくるでしょう。
それ自体は否定は、しません。学ぶことは大事です。
でも、ジグソーパズルを完成させる前に、違うピース探しや新しいピースづくりを優先させると、ジグソーパズルが、永遠に完成しないかもよ?ということ。
私は、20代の頃、うん十万円掛けて、パソコン(今でいうところのワード・エクセルなどのオフィスソフトと関連資格)を学びました。
もちろん、それを勉強したからこそ、お仕事がもらいやすくなった部分はありますが、職場のおじさんなどに、「つっち~!エクセル教えて~!餃子ごちそうしてあげるから~」と、食事と引き換えにスキルを提供していたことに、今でも苦笑いが出そうになります。
別におじさんが、悪いわけでもないんです。
ただ、おじさんに教えようが、教えまいが、私の給料に特に影響がないということ。。
そこの正社員であれば、査定の機会などがあったのかもしれませんが、いま思うと、正社員型派遣だったので、自分の営業担当等に、単価交渉などの行動を起こす余地はあったのかなぁ?とも思います。
何が言いたいかと言うと、当時は、セルフイメージが、そこまで高くなかったから、「食事というエサで、私のスキルをもらおうとするおじさんはズルい!」と勘違いしていたというわけ。
勘違いしていたのは、私自身。
自分を、正当に交渉する、考えも行動も持てていませんでした。
自分の価値をそれなりに高く見てもらう「ふるまい」ができていませんでした。
今は、「今あるジグソーパズルを完成させてみたい」という方に、意識がきちんと向くことができました。
これを知るまでは、「ピース探しやピース作り」に時間を掛けていたということに、私も間違いを犯していたので、せめて、同じ間違いをする方が少しでも減ってくれたらなと思っています。
◆いきなり、大きなジグソーパズルを作ろうとしない
ジグソーパズルって、3~4歳ぐらいからできる、すごーい、簡単なのって、あるじゃないですか?
あれって、事業構築でも、大事だと思うんですよね。
皆が皆というわけじゃないけど、いきなり大きなジグソーパズルを作ろうとする人、中にはいるんです。
お金も掛け過ぎてしまうというか。。
過去に勤めていた会社を辞めて、いきなり、1000万円ぶちこんで、「会社設立しました~」っていうやつ。
カタチや体裁を整えることは悪いことではないです。
でも、最初は、「小さく稼ぐ」体験を積み重ねていく必要があると思うんです。
小さく稼ぐ体験は、年間10万円以上の利益が出るまでは、非課税・申告不要なので、そういうところから、始めてみてほしいんです。
勤め先にわかってしまうのは、SNSの発信と、確定申告などの申告することからなので、その点さえ氣をつければ、誰でも始められます。
人によっては、イベント出店や、イベント主催などの体験を経て、小さく稼ぐ(分かりやすいジグソーパズルを完成させる)ことを覚えていきます。
その上で、少し複雑なジグソーパズルに挑戦するときは、少し複雑なジグソーパズルを完成させることができる人、あるいは、ジグソーパズルの完成図に向けて、アドバイスできる人を、段階を上がるごとに、付けていくといいでしょう。
ずっと小さな分かりやすいジグソーパズルばかりだと、成果もそれなりのものになってしまうので、そこをバンジージャンプさせるには、その上の視座を持っている人に出会う必要があります。
◆ジグソーパズルと事業構築の違い
ジグソーパズルだと、箱に完成図と、何ピースということがあらかじめ、わかっています。そうすると、やる前から、「自分には何ピースぐらいがちょうどいいかも」と予測をつけることができます。あと、何歳~というのも、一つの指標ですよね。
でも、事業構築の場合は、完成図がぼんや~り、ということもあるでしょう。
また、ピースも、ざっくりにしておけば良かったのに、ライバルの多いところに入って、いきなり細かいピースにしないといけない!ということもあり、今、自分が何ピースのレベルに挑戦しているのかが、わかりにくいことです。
分かる人が見たら、「50ピースぐらいで、最初は作ってみたら~?」と言えるところを、わからないままやったら、ピースが細かくなりすぎて300ピースになってた!?ということにも。
つまり、勝手がわからずに、難易度が上がってしまってた、ということにもなりかねません。
そういう部分は、答えがハッキリと見えない分、事業構築がジグソーパズルのように簡単にはいかない部分かもしれません。
◆ジグソーパズルが苦手な人は
事業構築においても、似たようなところで、つまづく可能性があります。
そういうときは、ジグソーパズルで、つまづく点をあらかじめ、自分に向けての注意点として、意識しておけばいいと思います。
今回は、ジグソーパズルに喩えましたが、これは、編み物とかでも喩えることができるのではないでしょうか?
残念ながら、私は編み物が苦手で(ミサンガだけは、編めるが、それ以上はさっぱり)喩えることができませんが、自分の得意分野と絡めて、想像してみると面白いのではないでしょうか?
なんでも乗り越えるコツを知っていると、いろんなことに応用ができると思います。
事業構築は、ジグソーパズルと同じで一朝一夕でできるものではないです。
時間を掛けてコツコツと。
バズらせたり、流行に乗ったりするのは、難易度が高いので、ビジネス初心者は逆に避けておきましょう。
ビジネスのセンスがある人は、1年とかでも、急激に景色が変わるでしょうけど、そうではない場合は、無理のない範囲で、コツコツとピース合わせをしていく。
地味な作業でも、【好きなことを形にする】と思えば、野球の素振りと同じように、頑張れると思うのです。
今回は、起業やビジネスに興味ある方向けの内容となってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
いきなり、ヒットするビジネスや事業はないということ、それをジグソーパズル作りとなぞらえて、感じ取ってもらえればと思います。
逆を言いかえれば、どんなものでも、ジグソーパズルづくりのようなものだと思えば、規模の大小はあれど、形にできますよ、というお話でした。
あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。
今回も記事をお読みいただきありがとうございました。
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