16 / 55、 アサさん 【 企画 | 虎吉の交流部屋初企画 】
虎吉のトップページ固定記事「虎吉の交流部屋」内で、この夏、以下のシークレット企画「虎吉の交流部屋初企画」を開催しておりました。
● タイトル : 季節のnote(7月)
● 募集期間 : 7/1 ~ 7/31
● お 題 : 7月の季語から1つ以上選び、
それをテーマに自由に書く
そこで今回、ご応募いただいた作品を、応募いただいた日時の早い順に紹介させていただきます。
【 16 、 アサさん 】
● 季語 : 虹
🌳① 感動、感激、共感、ポイント
窓から見えた、たくさんの虹を見て、「ラッキーやハッピーは気づいていないだけでいくらでもある」ということに思い至る感性に感動しました。
「ラッキーやハッピーに気づくアンテナを持っていないと気づかずに終わってしまう。すぐに消えてしまう虹のように」と、虹の特徴と上手く重ね合わせられている点にも感激しました。
内容全体に深い共感を覚えると同時に、アサさんには新たな気づきを与えてもらうことができました。それも生きていく中でとても大切なことを。
この作品は注目度はそれほど高くないのかもしれませんが、僕は密かに心の中で「隠れた名作」と呼んでいます。
🌳② 作品から感じる作者の印象
日常から色々なことに気づけるセンサーが研ぎ澄まされておられる方、という印象を受けました。
虹という1つのテーマでここまで深い内容を書ける方はなかなかいないのではないでしょうか。
また、文章全体から、明るく前向きな人という印象も受けました。引き寄せの法則とも言うのでしょうか。そうしたアサさんだから、たくさんの虹を「見つける」ことができたのではないかと思ってしまいます。
「ハッピーアンテナ」という表現もアサさんらしくて素敵ですね。硬い言葉を使わずに、思いを読者にストレートに届ける、このスタイルもアサさんの強みなのだと思います。
🌳③ 作品への感想
これまで見る機会の少なかった虹をよく見るようになり、虹(幸せ)は案外、色々なところにあって、それに気付くことの大切さを実感するようになった、という、メッセージ性の強いエッセイです。
季語に「虹」を選ばれた方は企画全投稿を通してアサさんお一人でした。
アサさんとも話していたのですが、虹が7月の季語というのも何だか不思議ですね。
虹は美しいからついその場に立ち尽くして、その美しさに見入ってしまいますね。
ただ、アサさんのこの作品は、虹の美しさそのものというよりもそれを見つける感性を磨きたい、という内容を書かれていて僕は感激しました。
記事の中にはいくつかの空の画像を貼っていただいており、空って色んな表情を持っていることがよく分かります。
喜怒哀楽その他、その時々によって違いますが、虹を見ると空が笑っているように見えるのは僕だけでしょうか。
僕がこの感想を伝えるとアサさんも、「確かに、素敵 ! 」と共感してくださいました。
皆さんはどう思われるでしょうか ? 😊
またこのエッセイ、とても大切なことを書かれています。この辺りに僕はアサさんのメッセージ性を感じました。
今までは狭い世界で見てきた物事をもっと広い視野で見ると、世界が幸せに溢れていることに気づいた、という部分です。
他のnoterさんも仰っていますが、幸せ(虹)は探すものじゃなくて「気づく」もの。この記事を読んであらためてそのことに気づかされました。
狭い世界に戻っても虹を見つけることができるようになったという部分、こちらもこのエッセイのテーマを象徴するとても大切な一文ですね。
僕はこの記述に一番、感動しました。
虹は気づかないと消えてしまう。
日常に溢れる幸せも同じことが言えるのでしょう。アサさんの素晴らしいご感性と文章とメッセージ性に脱帽です。
ぜひ多くの方に読んでいただきたい記事です。