寄り添いきれないと分かっていてもなお、寄り添いたいと思ってもらえる喜び # 2023年のいっぽん
こちらの企画に参加いたします。
今年の夏、あることを確かめたくてこんな記事を投稿しました。内容はたったの2行。
(どんな記事でも読んでくれる人は必ずいる。例え少なくても、その人たちのために記事を書き続けたい)と以前から思っていた僕が、本当に「どんな記事でも」読んでもらえるのか確かめたくて書いた、たった2行の記事。
蓋を開けてみると、多くのスキとコメント。
その時の感動を書いたのがこの記事です。
心配や応援のコメントの数々にたくさんの元気と勇気を与えていただきました。
そしてそれらのコメントの中に、「前向きにがんばってください」という趣旨の「激励」が1つもなかったことに感動しました。
いよいよ重くのしかかる困難や憂鬱にやっとの思いで立っていられる状況下にいる人(当時の僕がそうでした)には、激励は過酷な響きになることがあります。
もし激励のコメントをいただいていたら、「これ以上、何をがんばればいいのだろう」と困惑し、よりいっそう追いつめられていたことでしょう。
また、「お気持ち分かります」というコメントが全くなかったことにも随分と救われました。
皆さん、決して「分かったつもり」になることなく、「今以上に傷つけない」という前提の上での心配や応援の姿勢を貫いてくださったのでした。
相手の気持ちが全て分かる、共感できる、ということは誰しも不可能だと思います。
むしろ「分かる」とは、目の前の他者の気持ちを知り尽くすことや、1つの言葉に込められたものの意味や感触がそれぞれに異なるということを思い知らされることではないかと思います。
そのような他者の気持ちを理解することの限界を知った上でなお、気持ちに寄り添おうとしてくださった皆さんのコメントに僕は心の底から感動したのです。今年一番、noteという街の温もりを肌で感じられる出来事でした。
コメントの中でもとりわけ印象的なものがありましたので、それを紹介させていただき、締めくくりたいと思います。
「がんばってください」でも「お気持ち分かります」でもなく一言「スキ」。
気持ちに寄り添いきれないと分かっていてもなお、寄り添いたいと思ってもらえる喜び。
どんなに綺麗な言葉で慰められるよりも、
どんなに長いコメントで元気づけられるよりも、
1000人のフォロワーがつくよりも、10000人に記事を見てもらえるよりも、たった1つの世界一のスキ。
こんなに寒い季節でも柔らかい風が吹くnoteの街。
そんな街を歩きながら今日も白い息とともに呟く。
「はぁ〜、スキっていいな !! 」