最終回。
私には神回。どのシーンも心が揺さぶられた。
入院患者さんの様々な人生の最期に出会う場所でもある病院。
「ここは病院、人が生ききるための場所だ」と看護師の辺見(岸井ゆきの)。
昨年、私は手術が決まったとき、合併症リスクで最悪のことまで想像して、心底「怖い」と感じた。
そして、8年もガンと戦い続けている父の姿は、その懸命に生きる姿に「生きる」とは何かを考えさせられるようになった。
「死と向き合っている人は誰かを生かそうとするのかもしれない」と、主人公 辺見(岸井ゆきの)の言葉に共感する。
今からの人生「自分らしくありたい。無駄に生きたくない。」と強く思うようになった。
ある方が、わたしにこう言った。
「病気になるか、介護が始まるかじゃないとみんな生き甲斐とか考えないんですよ。」と。
人生の終わり「死ぬ」を意識するから
今の「生きる」を強く意識するのかもしれない。