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あなたのからだはどんな油でできていますか?からだの炎症に関係すること

今回は油のおはなしです。現代の病気や症状の多くが関係していることなのでとても大切です。普段から油はどのくらい口にしていますか?

植物の由来の油、魚由来の油、動物由来の油、そして人工的に生み出された油など油にもいろいろな種類があります。
これらの油は知らず知らずに摂っていて体の代謝に負担をかけたり、慢性炎症を長引かせたり、代謝に負担をかけてしまっていることもあります。

油は、大きく二つに分けられます。酸化しにくい飽和脂肪酸と、酸化しやすい不飽和脂肪酸に分けられます。

ここで気を付けたい油が不飽和脂肪酸です。

動物性の脂、ココナツオイル、バター以外はほとんどが不飽和脂肪酸です。

この不飽和脂肪酸は、酸素と反応しやすく酸化(さびやすい、傷みやすい)という特徴があります。特に一番気を付けたいのは多価不飽和脂肪酸で、とても酸化しやすい油になります。(多価不飽和脂肪酸は、オメガ3と呼ばれる油になります。)


一般的に体に良い油とされておりますが、摂りすぎるとからだに弊害をもたらします。

 
油だけならまだしも、この油と活性酸素が結び付いた時に一番厄介なことになってしまいます。
ストレスやなんかの原因で沢山発生した活性酸素とその油がくっついてしまい、過酸化脂質という体にとってのゴミになってしまった時が一番やっかいです。

この過酸化脂質は、からだにとって猛毒になりかねません。からだのたんぱく質の構造をこわしたり、新陳代謝に負担がかかりエネルギー産生がうまくいかなくなったりしてしまいます。

これらがどんどん溜まっていくと、いつしか体は大炎上を起こしてしまいます。れは、からだが治そうとしてくれているが故の大掃除なわけなのですが、症状が出ると実際はつらいものです。

それが皮膚トラブルだったり、精神面にでたり、消化管にでたり、血管にでたり・・わたしたちの弱いところに出やすくなります。


日頃から元気でゴミを処理できる代謝能力がある人は、もちろん大炎上はおこしません💦

日ごろから、どんな油をとってきていますか?そしてどのくらいとっていますか?私たちの体の細胞は、油の膜でできています。

⇩これが細胞膜


拡大するとこんな感じです。⇩

黄色い丸いところが脂質です。からだにとって油は必要な栄養素ですが、現代社会は油にまみれてしまって、あらゆるところからたくさんの油が入ってきてしまっているのが実情です。

(プラスチック、農薬、化学薬品など)

とくに多価不飽和脂肪酸は鎖が長いので体にとどまりやすいとされています。蓄積していく感じですね。その油は、なにかの刺激(感染症や花粉、異物、ストレス、など)によって血液中に溶け出ることもあります。
そうなると炎症傾向にからだが傾きやすくなり。アトピー、皮膚炎、リーキーガット、慢性胃腸炎、慢性疲労などなどいろいろな症状がでやすくなります。

慢性症状に悩まれている方は、これからの油の取り方に注意していってみましょう。極力摂らないに越したことはありません。

では・・・・どんな脂をつかったらよいの?

 

飽和脂肪酸やオリーブ油などを選んであげるとよいと言われています。飽和脂肪酸には、お酢やバター、ラード、ココナッツオイルなどがありますが、どれも摂りすぎると太ります💦
なるべくなら、今症状がある人は極力油をとらない生活を心がけてみてください。できる範囲でで結構です。


お読みくださりありがとうございました。

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