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高校3年生、11月に行うこと。/大学受験のリアル

「心と技術で志望校合格」大学受験コーチふちおです。

本音の志望校合格を目指す高校生、そしてその保護者さまを応援するために「問題を解く技術」と「心の扱い方」についてお伝えするブログです。

■「私立大学」の出願先はお決まりですか…??

2023年11月14日。
この記事を書いた日です。

この1週間、塾の高校3年生一人ひとりと
「私立大学出願予定カレンダー」を作りました。

私にとっては毎年の「秋」の風物詩です。

■実は「地味に大変な作業」なのです…

まずは、出願見込みのあるすべての私立大学/学部をリストアップします。

そして、それぞれの
①出願期間、試験日、合格発表日、手続〆日
②偏差値、共通テスト利用(併用)得点率
③合格最低点
④試験科目・配点
(特に国語が現・現古・現古漢のどれなのか)
を調べて1枚の用紙にカレンダー化します。

さらに、
それぞれの大学には「試験方式」が多くあります。(年々、方式や名前が増えたり変わったりして大変なのです…)


・個別入試
・全学部入試
・中期入試
・後期入試
・共通テスト利用(前期・後期)
・共通テスト併用

これらの方式に対して、それぞれ上記①②③④をリスト化します。


これで、
あなたの受験見込み私立大学リスト
が1枚の紙にまとまります!

これを行うことで、
・受験大学の「優先順位づけ」
・受験「日程の被り」の把握
・無理な「受験日連チャン」の撲滅
「ムリムダ」の少ない受験戦略
などを行うことができると考えています。

※実際、「私立出願@1件で、約3万円の出願料」もかかります。
少しでも「合格率」が高く、かつ少しでも「コストを抑えられる」受験戦略を立てたいと考えています。

■なぜ、このタイミングなのか…??

①大切な受験直前期に「勉強以外」で時間を取られ欲しくないからです。

12月以降、共通テスト対策や過去問演習&復習で「受験生の時間の価値」はどんどん高まります。そこを1秒でも多く「学習に投入」していただくために、今のうちに「大事だけど直接点数と関わらない」ことを終わらせておきたいのです。

②「具体化」することで受験生の「本気度」が何段階も上がるからです。

実は、主にこちらの理由のために行っています。

11月は
・受験本番までまだ日がある
・模試、過去問演習が多く点数で凹む機会も多い
・まだ、本人の頑張りがダイレクトに点数に反映しにくい
こともあり、「心のエアポケット」に入りやすい時期でもあります。

だからこそ、この時期に「私立大学の明確化」をします。

自分の未来の行動が「具体化」することで、
・先の見通しが立ちます。(「終わりが見える」はパワーになります。)
・必要な努力量が見えます。
・「このままではマズイ」と痛みも感じます。

その結果、

「うん。頑張ろう。」

と感じる生徒が多いように思います。


ここで、指導者側として私が大切にしているポイントです。

①そもそもの「信頼関係」を生徒・講師としっかり作っておく

カレンダー作成のためには生徒の大切な「60~90分」をいただきます。日々の信頼関係があるからこそ、「生徒の本音」に基づいた戦略が立てられると思います。

②生徒の「性格」を加味して受験校カレンダーを作る

●「心配性」な生徒(エニアグラムタイプ6など)
→「滑り止め」の安心感をしっかり高める。(全落ちの心配を限りなく0に)

●「チャレンジ精神」旺盛な生徒(エニアグラムタイプ7など)
→「挑戦校」の受験数を多めに確保する。(選択肢の幅をもたせる)
などです。

※それぞれの生徒の性格傾向に即した受験プランにすることで、より「本番まで負けずに頑張る!」といった気持ちにつながりやすいように感じます。

※私が性格把握のために大切にしている「エニアグラム」については、こちらのPodcastがおススメです!(話者は私です笑)


一人でも多くの高校生が「いい受験だった。」と受験期間を総括できることを心から願っています。それでは、また次回!


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