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宇宙視点で”キホン”を整える。-vol.4 琉舞との出会い-
踊ること
藝能とは
生きることそのものだった…
つい先日、初めて琉舞を観に行きました。
職場のねぇねぇが声をかけてくださって
沖縄に来て1年半、初めての琉舞鑑賞でした^^
沖縄文化を代表する芸能である琉球舞踊は,琉球王朝を中心に発展した宮廷舞踊の「古典舞踊」,王朝崩壊後の商業演劇の中で生まれた「雑踊」,戦後に生まれた「創作舞踊」の三つに大別することができます。
琉球舞踊の源流は,古い祭祀や儀礼にあるといわれ,手をこねる動きの「コネリ」,体のなよやかな動きの「ナヨリ」などはその面影を残しています。
「琉球舞踊の源流は,古い祭祀や儀礼にあるといわれ、、、」
まさに感銘を受けたのはこの精神。
師範であられる 親泊ナミ 先生の
「南洋千鳥」という楽曲での舞を拝見して
踊ることは生きることであったと
"体感した"感覚がありました。
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戦中戦後生きるために、沖縄の人々は南方の国々に移住しています。
移住した先で想うのは、離れ離れになった恋人や友人、そして家族のこと。
故郷の曲を聴いてその寂しさや虚しさに浸るのではなく
楽しみ生きようと編曲し、踊り継いだのがこの「南洋千鳥」なのだそう。
↓こんな文献も見つけました。ぜひご一読を!
苦渋の中生き抜いてきた人々の強さ。
喜び、楽しむことが生きることの本質であり
どんな状況であろうと、
全てを受け入れ生き抜いてきた人々の底力は
沖縄を始め、日本人、島人の本質なのだろうと感じたのです。
揺らぎ
受け入れ
軽やかさと
柔軟性を持ち合わせた力強さ。
あぁ、、、人は死ぬまで生きるのだと。
だから今の私たちがいるのだと。
そんなことをSNSで感じたまま綴ったところ
なんと舞手であられるナミ先生より直接メッセージをいただき
今ありがたく、やり取りをさせていただいています。
波動や密度を感じられる身体。
宇宙視点で、キホン整った身体とは、まさに…
『今年の奉納舞では、場の波動を強く感じるようになっていた。
私の身は仏像のエネルギーに抱き抱えられ、その一部になった。』
人とは本来、全員が場の波動や密度を感じられる存在だったと思います。
そういった見えないエネルギーと
この見えている現象の世界を繋ぐことが
この身体の役割の一つだったのだと
私も学びを進めていく中で知り得たことです。
ですが
知っていることと
そう生きているか
使いこなせているかはまた別の話で
ほとんど(もちろん私も)
その能力を失ってしまったのが現代人なのではないでしょうか。
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御歳79歳であられるナミ先生は師範であり、現役の舞踊家でいらっしゃいます。
舞われる姿は年齢を感じさせず
こちら(観ている)側と舞台とでは
空間の密度や重さが違ったように感じられました。
そして、こうして後にやり取りをさせていただいて…
踊る空間の場に関すること
波動や粒子、感じられる濃度、
そういったものの感覚を直接お伺いできて
さらに感銘を受けているわけです。
本当にありがたいことです。。。
人間本来のあるべき姿。
平和とは、祈りとは。
古い祭祀や儀礼が元となって始まった琉舞。
そのお稽古は、そのこと自体が祈り。
何が起ころうとも踊り継がれ
ずっと稽古されてきた
祈りの結晶なのだと感じています。
”祈り”それが、
人間本来のあるべき姿なのだとしたら
その身体で行う日常…
家事をする
仕事をする
ただ歩くことさえ
その役割(効果というべきか…)が変わってくる。
「素粒子物理学は今、神秘思想やブッダの言葉を実験で検証していこうとする研究も一部で起こっているようです。
全ての人々が平和の波動に巻き込まれて、平和の世界が訪れますように。」
ナミ先生から頂いたメッセージです。
沖縄戦の色濃い時代を生き抜き、舞い続けられた先生のお言葉。
とてもとても感慨深いです。
皆さんはどう感じられますか?
そもそも、見えないエネルギーを
どれだけこの地球(その土地)に届け
貢献できるかが人間の真価なのであれば
そういった生き方が当たり前にできていた身体に
意識にただ戻ればいい。
少なくとも私はそう生きる者でありたいと、切にそう願います。
↓親泊ナミ先生の琉舞研究所facebookページ
来月はぜひ先生の体験お稽古に参加したいっ!!!
ご縁繋いでくださった職場のねぇねぇと
繋がってくださったナミ先生に本当に本当に感謝です。
宇宙なるご縁…全てに、ありがとうございます。
戦後78年終戦記念日
台風7号も小難、無難となりますように
鎮魂の想いを込めて。
私も粛々と…
師匠 Jun Amanto 氏から学び、絶賛お稽古中!
↓ 動く瞑想。祈る身体作り、頑張ります!