【ネタバレ注意！】読書感想：『アンデッドアンラック　8　行ってくる』

※注意※

• この記事はタイトルにある作品及び同シリーズのネタバレありの感想文となります。事前に該当書籍を読了していることを前提としています！

• 内容にもガッツリ触れているので、これから読むという方は今すぐにブラウザバックをしてください。

• 雑な妄想、考察等自由に書いています。何でも許せる方向けです。

• また、サムネイルにイラストAC（https://www.ac-illust.com/）様の画像を使用させていただいています。

　また、今回は8巻の感想となります。巻数の程お間違いのないようにお願いします。前巻のネタバレ感想はこちらの方になります。

はじめに　（＋ちょっと謝罪）

　今さっき7巻記事のリンク貼った時に知ったんだけど、投稿が半年以上前で速攻で無言になり申した。楽しみにしていた方、本当に申し訳ない。何ならもう書かないんじゃないかって思われてもいそうだ。

　ちょくちょく原作は揃えてました。あと数冊で単行本最新刊まで揃えられそうです。普段ラノベ読んでる人間としてはジャンプの単行本が信じられないレベルでリーズナブルなお値段でいつも目が飛び出でそうになってます。

　あとここからは謝罪になります。やってしまいました。先日時間があるからちょっとだけ読もうとしたら……勢い余ってかなり先のとこまで読んでしまいました。具体的にどのあたり読んだのかというと、■ー■■■■■回のある巻まで。（かなり先の話なので伏字で失礼します。流石にこれだけでは分からないはず！）

　感想の方ではなるべくその巻でしか書けないことで纏めていく方針で行くので気を付けます。まあ一気読みですし見落としも多そうなんで改めて1巻ずつ読んでいきます。反省はしてるので残りの巻を買うのは読んじゃった巻の感想書ききるまでお預けにします。

　前置きもここまでにして感想始めましょうか。直前に1~7巻まで振り返ったので気分は夏サマー編真っ只中です！　先の記憶は一旦消去！

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感想タイム

辛い、けど良き……

　さてさて7巻から続いた夏サマー編もついにクライマックス。まずはこっち方面の感想から。

　やっぱり7巻で明かされた回想が尾を引っ張ってたせいかちょっと恐る恐る読んでたと言われれば嘘じゃない。それぞれが暗い何かを抱えてる。それはいけないことじゃない。でも確かに、そんな彼等の間には優しい時間もあったのが分かってホッとした。例え分かるのが遅かったとしてもずっと分からないままよりかは、ってな感じかな。まあ、だからこそ悲劇の悲惨さがハッキリしてくるという……上げて落とすは言い方アレか。

　シェン様の深掘り＆ここからどう行動していくのかの流れが完璧すぎたしそこからの夏討伐の勢いの爽快っぷりはまさしく夏の空気があると思う。もしやこれが努力・友情・勝利というやつなのか⁈（by ジャンプ初心者の戯言）この流れで個人的に地味に推したいポイント1つ上げるとしたらやる気満々バッチこいな体勢のタチアナちゃん。小さい子がやってるからこそのギャップがあると思うんですよ。

　ムイちゃんも最高でした。もう違和感なかったけど彼女糸目でしたね……ということは"アレ"をやらない訳にはいかず……そう、糸目と言えばKAIGANですね。いやマジで興奮した。ぶっちゃけた話何十年後だろうと"好きな糸目キャラの開眼シーン"の話題が出たら真っ先に出したくなるレベル。でもなーネタバレ要素あるからなー。

　普通開眼シーンってさ、作品とかによってもどういうタイミングでするかって色々あるじゃん。ムイちゃんの開眼シーンはさぁ、直前のシーンの「いや、まさか。でもそういわれてみると可能性は」という疑念とワクワクを持たせつつの、登場初期からあったことの積み重ねの集大成があのシーンでもあるというのが美しさを加算させてると思うんだよ。あと普段の可愛さからは想像もつかない凛々しさ。時が止まったかと思ったわ。

　その後の時々出てくる赤面とかワクワクしてる表情とかもかわいすぎてずっと眺めていたくなる。マジで今回前の方が辛すぎて先の展開にハラハラしてたからすっごい安心した。特に社交ダンス始めそうなポーズのとこ。時々シリアス寄りの話してるのを忘れそうになってしまった。アシストしてくれるシェン様もめっちゃ頼もしい。まああんなこと言われちゃあ、ね。背景の大爆発に目が行ったのはヒミツでオナシャス。

　あとめっちゃ狭い檻に入れられたアポカリプス、お前今回面白いぐらいにギャグ要員してなかった？　フラグの回収が爆速すぎるんだわ。本来は絶望しなきゃいけないはずなのにこの下りのせいでずっと笑いが止まらなかったんだけど。というか檻というより専用の持ち運びケースじゃん。やっぱ不真実って発言にも効くのがズルい気がする。単純に最初に見たのが行動の真逆化だからそっちのイメージに引っ張られ過ぎてるだけなんだけどさぁ。最後にちゃんとヤベー奴の貫禄はあったしちゃんとプラマイゼロにはなったけど。やっぱこの世界厳しいわ。

風子ちゃんマジかよ！

　さー温度差で風邪を引く展開になって参りました。ここでついにUNDERのメンバーが全員集合って書こうとしたけどよく考えたら全員の定義をする必要があったので一旦脇に置いておく。こっちもこっちで幅広そうなメンバーそうだなぁ～。今回初めて顔出した人がどういう立ち回りになるんだろう？　あとつかないライターはあるあるだよね。何で唐突につかなくなるんだろう。（もしかしなくともオイル切れでは？）あとUNDERメンバーでコメントしておきたいのはテラーさん。スタイリッシュ全方位バリアが妙に頭に残る。カッコいいのと同時にどういう原理なのか気になってしまう。

　あと奪われた円卓……カッコいい構図生み出してたりしてるけどやっぱりあの置かれ方とそれに合わせた椅子の配置が段々シュールに見えてきた。真ん中～上の方に座る時どうするんだよ。椅子が昇降機になるの？　でも人によってはジャンプでどうにかできそう。実際は知らん。

　まさか風子ちゃんが人質になるのもびっくりだったけど、面識多いメンバーとは普通に会話したりしてて忘れそうになる。礼儀正しいのも良き。というかアジトに移動する前でも大分ゆるっとしてらっしゃったし。遠足じゃないんですよね？

　あとこれは私の目の錯覚なんだろうけどずっと静止画のはずなのにバニーちゃんがモチモチ動いてる幻覚が見えたんだよね。完全にアニメ補正が残ってるだけ。あと誰かに抱っこされてる率高くない？　その内現実でぬいぐるみ出ても違和感無さそう。主人公力に磨きがかかりつつあるけどコミュ力も高いぞこの子。

　一方そのころのUNION。子供組の元気さに癒されようと思ったらその直後で起きてる事がヤバすぎて目論見がすっ飛んだ。マジで有言実行しやがった！　間に挟まった出来事が多くて物理的なページ数としては昔のことのようだけどアレは忘れられねーんだわ。ジョークちゃうんかい。

　でもあれだよね、風子ちゃんが行った後すぐの反応メッサ好き。もう完全にカップル判定じゃねーか。いや思い返すと最初っからそんな感じだったし今更か。というかその直後でページ読み飛ばしたかと焦ったわ。というか待って、表紙よく見たらタチアナちゃんが泣いてるじゃん！　あれそういう意味なのか！　取り敢えず皆さんが風邪ひいてませんように……。

　あとなんだろう、今回のボス、今までにはないオトナの雰囲気があったような。一体治療中に何が⁈　いや純粋にラフな格好してたからでしょ。

　春スプリングのセリフも芝居がかっててお洒落。芝居系路線はガワだけじゃなかったのか。ここ芯がしっかりした声で喋ってるとこ聞いてみたいなぁ～。

　あと今回内容以外で感じたのが、いつもは背景とか描き込みで黒っぽいイメージがあるからこそ白メインのコマが出てきた時にちょっと一息置いたようなセリフが来るから緩急のメリハリがハッキリしてて読みやすく感じた。普段漫画読んでない人間がどの口でかもしれないけど小説にはない絵と絵の配置での見せ方があるの面白いなぁ。

さいごに

　今回は考察控えめの回になりましたがいかがでしたでしょうか。というか前回がネタバレ感想という名の考察・疑問点メモと化していたような気がしなくもない。一応うっかりやっってしまったし、感想文という事なのでこのくらいが丁度いいかな？　と思わなくもなかったり。マジで先に読むために原作買ったけど「もしやこれ初見の方が楽しいのでは？」というその場のノリで封印してた年始の私の忍耐力って凄いのでは？　それはそれとして油断してノベライズ読んでたりやっぱり途中我慢で来てなかったりしてたような気がするけど……。

　今回はここまでです。次はもっと早いスパンで感想書きたいです。そもそも場末のオタクがブログでネタバレ感想どうこうは置いておいて。アニメSP来るまでには10巻ぐらいまで行きたいです。アニメの方も楽しみだな～いつぐらいだろう。