【ネタバレ注意!】読書感想:『死亡遊戯で飯を食う。 7』
※注意※
この記事はタイトルにある作品及び同シリーズのネタバレありの感想文となります。事前に該当書籍を読了していることを前提としています!
内容にもガッツリ触れているので、これから読むという方は今すぐにブラウザバックをしてください。
雑な妄想、考察等自由に書いています。何でも許せる方向けです。
1巻について&ネタバレ無しの紹介文章はこちらの方になります。
また、今回は7巻の感想となります。巻数の程お間違いのないようにお願いします。前巻のネタバレ感想はこちらの方になります。
はじめに
ついにアニメ化発表されましたね。おめでとうございます! 現段階ではどういう風なアニメになるか何も分からないからこそのワクワク感を楽しんでます。可愛い娘さんにつられて視聴した人の反応が気になりすぎるなぁ~。
そして原作もラッキーセブン。この作品についてはもう長い事巻別感想書いてるからこそ「もうここまで長い事続いているのか」と謎の関心を得てしまう。今回も色々と予想外な方向性で攻めてきた『死亡遊戯』。果たしてどうなることやら⁈
感想タイム
0.トチノキ・アパートメント(63.5回目)
さてさて今回は普段の殺気溢れるゲームから一転、我らが幽鬼の日常生活パート! 改めてこの章に目を通してみるといつものゲームのようで、でも実際は日常の一コマで、といった塩梅の書き出しなのが味があるなぁと。というか直前のゲーム内容からするに……プレイヤーの皆さん全裸だったんですか⁈ とテンション高めに聞きたくなってしまったのは内緒でお願いします。いや流石に下着はあったでしょという気持ちとでも送られた衣装的には……というか《ゴールデンバス》という類似例もあったし……。うん、詳しい話はよそう。あんまし関係ない話だけど各プレイヤーごとに衣装のデザインが違うから普段着にしやすい衣装回だった場合そのまま私服に回せそうだな~と思った。でも賞金で自分の着たい服買うか。やっばプレイヤー達の金銭事情気になってきた。
おっと関係ない話に熱が入りすぎてしまった。この章はプロローグであると同時にお隣さん達の顔見せ回という重要な役回りだというのに。イラスト見る限り皆可愛すぎるからここもしかしてアイドルの寮と錯覚してしまった。現実のアイドル達がどう生活してるかは別の話として。大家さんも良い趣味してる。しかも若干教師みたいな話題出してるのもジワジワ来る。やっぱここ寮なのか? あと出だしの内容に対する幽鬼のツッコミも良いよね。でも距離感はアパートの住人って感じがしてるのもミソ。
1.グリーンキラー(64.5回目)
さーてお隣さんとの交流はどうなる事やらと値踏みしていた矢先なつかしさに刺された。本当に準レギュラー増えたよね。作風が作風だから準レギュのハードルが相対的に見たらかなり低めになってるけど基本複数回出てるキャラは貴重。というか章の導入部だけとはいえゲーム部分もあったのマジで嬉しい。職業即ち生活の1部のようなものだからね。ゲームの内容と相まって世間話のようなほっこり感ある。それはそれとしてゲームに挑む幽鬼の姿は熟練のそれ。
縁鳥さんのギャップとどう転がるか分からない展開にハラハラしたと思いきやのアレは声出して笑いそうになった。これが裏世界の住人の日常という事なのか⁈ それでもって最後の最後で更に笑いポイントが加算されてダメだった。その繋がりは私には予想外だった。そしてここでもナチュラルに過去回ネタをブッ込んでくる。シリーズ読者に容赦がない。後これだけは言わせて。今回のエージェントさん、マジであざとい。
2.レモン・スクウィーズィー(65.5回目)
本当に今更なんだけどさぁ、この地域危険地帯だったりする? でも普通の街なら女性のセキュリティ問題が良く挙げられてるけどここでは一般通過強い女性が多いかもしれないのがまたツボ。それが一因なような気もしなくもないけど。お巡りさん大変そう。
治安のヤバさが徐々に判明していく中でかなり光の癒しでした、ラモーナさん。章のイラストがもう神。前の章があれだったからヒヤヒヤしたけど凄くホッとした。
3.レッド・ベリング(66.5回目)
叫んでいい? 生きとったんかお前ェ! ハッキリとした生死が分かってないケースもゼロじゃなかったからいずれこういう展開来るんだろうなぁとは考えたことは無いわけではなかったけどここまでスッとお出しされたのが衝撃。しかもこの人が来るかぁ、と。というか普通に地雷ゲームの2人の衣装が気になりすぎる。
そんでもって本題の不良グループの規模凄かったね。「どうしてこうなった」と悲嘆しつつも全てが明かされた時の「それはそうなりますわな」と納得したのは私だけではないはず。
というかあの人登場シーンがとにかくアツすぎる。私は途中でもしや? となったけどそれがあっても尚テンション上がった。やはり正解の予想をさせつつも更にそれを越えるものをお出しされる下りは健康にいい。応援上映してたら絶対ここで歓声あった(幻覚)。
全体を通して
そろそろ文字数も良い感じになってきたのでまとめ入っていきましょう。今回は幽鬼の日常(?)がメインということで番外編のイメージが強かったというのがファーストインプレッション。でもその中でもゲームの話や懐かしい顔ぶれ達にも出会えたりとある意味で日常を切り取った巻なのかなと感じた。現状明かされてる描写内で死亡が確認されてない娘さん達、元気にしてるかなぁ~。
その一方でアパートの住人達との物語はどれもこれもが刺激的。1つが独立したエピソードでありながらもその奥では実はどこかに繋がっていて、しかもそれは幽鬼も知らないというの群像劇チックでもある構造もテンションがあがった。果たして彼女がその全てを知る日は訪れるのだろうか……? まあなくても『死亡遊戯』らしいよねで完結できるのが強すぎる。
さいごに
という訳で7巻の感想は以上となります。相変わらず感想の文字数バランスが悪いのを何とかしたい。でも今回は良い感じの分量で書いておきたいことは大体書けたかな? なのでヨシ。
というか次回も気になる展開になりそう。果たして重要な出番があるであろう彼女はどうなるのか⁈ というかもしかしてあの世界の殺人ゲームってかなり歴史ある系なの⁈ それが1番びっくりした。まあ規模は大きいから新進気鋭のビッグコンテンツなのか古くから伝わる組織が船頭立ってるかだよね。技術力然り時々どうやって場所確保したのか気になる時あるし。最早何が来ても大丈夫なように対ショック耐性で備えておかなければ(フラグ)。
…………というより今予告見直してたら"今冬発売"ってあったのですが。え、まって。今10月で年明けに来ると考えても思ったより8巻来るの早かったりするの⁈ 楽しみですけど、アニメもあるので無理のない範囲で頑張ってください!
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