【ネタバレ注意!】読書感想:『Unnamed Memory -after the end- Ⅰ ~ Ⅳ』
※注意※
この記事はタイトルにある作品及び同シリーズのネタバレありの感想文となります。事前に該当書籍を読了していることを前提としています!
内容にもガッツリ触れているので、これから読むという方は今すぐにブラウザバックをしてください。
雑な妄想、考察等自由に書いています。何でも許せる方向けです。
また、サムネイルにイラストAC(https://www.ac-illust.com/)様の画像を使用させていただいています。
1巻について&ネタバレ無しの紹介文章はこちらの方になります。
また、今回は続編1~4巻の感想となります。巻数の程お間違いのないようにお願いします。前巻のネタバレ感想はこちらの方になります。
はじめに
『アンメモ』系ではかなりお久しぶりですね。いつかate感想もじっくり書きたいなーと思ってたんですけどかな~り押してしまいました。何とか年明け&ateⅤ発売までに出せてホッとしてます。
実はアニメ1期&Act.2のネタバレ感想記事は投稿してしばらく時間が経過しても尚沢山の方が閲覧してくださってます。これはもうホントに想定外です。ここだけの話なのですが、特にさっき言ったネタバレ感想文とアニメ最終回の感想はダントツで閲覧数多いです。もし記事別閲覧数で統計とるならこの2本は外れ値にしなきゃいけないと思います。そのぐらいです。まああの区切りは他人の叫び聞かずにはいられませんもんね。私もSNSでよく確認しちゃいますし。でも、ここで言うのもなんですが、感想系はネタバレ要素もあるんで見てない方は本編見て下さいね。というか大分ごちゃついてるんで展開知りたくてここにくるぐらいなら本編見た方が速いです。完全に内容知ってる人向けなんで。
という訳で今回は2人の戦いに区切りがついたその先の感想を改めて書いていきたいと思います!
感想タイム
『Unnamed Memory -after the end- Ⅰ』
ということでまずはate1巻目、通算7巻目から参ります! 懐かしいなぁ、初めて『アンメモ』を本屋で見た時何故か無印よりateの方が右側(=巻数が少ない方)に置かれてた。その時に一緒に並んでた『Babel』も知って個人的に絶対ハマりそうなタイトルだなぁとも思ってた。当時は『Babel』読むのはもっと先だろうと思ったけどこのパターンにしては珍しく速かったもんだ。ありがとう、あの時教えて下さったFFさん。
おっと閑話休題。まずは個人的に初まる地点の時系列にびっくりした。6巻の終わり方からして完全にキッパリと分かれた? 感じになるのかなぁ~と思いきや割かし地続き。いやこの場合100%そうと言い切っていいのかどうかは審議しなければならない。
ま、まぁそれは置いておくとして。ちょっとずつ時間が流れていくにつれて2人が見据えるものが切り替わっていくのが印象深い巻だった。それと同時に彼等・彼女等が生きた時代が現在から歴史に移り変わろうとしていく風にも思えてしまう。特にラザルさん……本編だと(特に序盤の)振り回されてるイメージが強かったから何となく早死にしそうとか思って申し訳ありませんでした。貴方が良き一生を過ごせたことを祈るばかりです。
あとやっぱり中盤の時間スキップ。あれシンプルに辛い。今まで色んな作品で時間ジャンプはあったけどさぁ! なんというか今までにはないショックっぷりでしたよ! いやサクッとポンポン廻っていくノリなのかなと予想してたからこのジャンプ自体私にとっては背中から刺されたようなモンなんですけどね。まあだからこそその後のティナーシャさんの挙動全般が映えるんですけどね。
『Unnamed Memory -after the end- Ⅱ』
こっちはこっちで予想外の描写が沢山だった。というかate入ってからは毎回予想外の情報が死角から飛び出てきてるような気がする。今回は時系列が同一世界観作品とドンピシャということもあってあっちゃこっちゃで懐かしい名前が沢山出てきた。そして章外でトドメ。懐かしいな~『Babel』読んでた時の事。これ以上話すと完全に脱線になるからここまでにしておこう。
というかさぁ、やっぱ今回序盤から「そんなことって、ある……」という絶望越えて脱力した例のシーン。下手なショッキングシーンより衝撃が強かった。やっぱ薄暗い空気のあるロイヤル空間って恐ろしい。
ちょっと暗くなりそうだし明るい話をしよう。リースヒェンちゃん出番沢山あって嬉しかった。文官さんとの空気感、いいよね。
あとついに別大陸へ! 今回は脱線になるということで、それでもサラッと触れられた部分だけでも東の大陸ってかなりヤバくないですか? ちなみに東の大陸関係の作品はまだ触れてなくて知らなかっただけだったんですけど、今回これ絶対ルクレツィアさんのセリフはフラグでしょと疑ってましたマジでごめんなさい。あとがきで初めて知りました。でも神話絡みのお話はちょっと気になる。機会があれば読んでみようかな? と検討中。
『Unnamed Memory -after the end- Ⅲ』
まさかまさかの新パターン二連撃。具体的に何がとは言いませんが……でもやっぱり今までの色々を見てるとやっぱこっちまで辛くなってくるんですよ~。だからこそ最後のファンタジックな結末が心に響くんだけど。流石に空虚感に響いてはいない、はず。今回日常パートとの落差が凄まじかったから余計に。というか若干『幸福な街』のイラストの平和さに引っ張られてだだけなんだろうけど。ダメだ、ラスト思い出して辛さがフラッシュバックしてきたぞ。
というかここでルクレツィアさんの素性が明かされると思わなかったぞ! いや前々からちょっと引っかかる描写は多かったけどさぁ! 流石最古の魔女というべきか。まあでも超絶重要なシーンでドドンと発表されるより、あっさり話されるのがそれらしいし、オスカーと一緒に納得してしまった。これが長い時を生きるという事なのか?(確実に違う)
というか薄々思ってたけどナークの寿命って凄いな。やっぱりドラゴンって格別なんだなぁ~。
『Unnamed Memory -after the end- Ⅳ』
まずカラーイラストの衝撃が強い。一瞬疑り深くなりましたがちゃんと本編でした申し訳ございません。長く続くとこういうことってあるよね。ストーリー追いはじめたばかりの自分に言っても信じてもらえそうにない展開。
さてまずは虚無大陸。謎でしかない。予想外の違和感から大陸分割神話を思い出してまさかとはなったけど、真相が辛かった。それも含めて1つの冒険って感じなのかな? アタリはついててもその過程を紐解く歴史ミステリ感を味わえた。
そ・れ・で、件の埋没の大陸なのですが。めっちゃ世界観違いましたね。でも読んでてめっちゃ楽しい。こういう世界観で神秘マシマシな描写が登場することでしか得られない栄養はありますからね。
それはそれとして今回も新情報の絨毯爆撃だった。久々の例の年代の供給が来たとびっくりした矢先のマジで何してるんですかティナーシャさん案件登場。これは我が目を疑った。え、ってことは今夜は現代のあれやこれやの衣装をティナーシャさんをイメージしても⁈ ちょっと文字数が多くなったので話題変えましょう。
いやぁ~外部者サイド来るとは。いやホントにびっくりした。複雑そうな文字列出てくるだけで無駄にテンション上がってしまった。出てる情報が全てと言われればそれまでなんだけど、マジで何があったんだよ。少なくとも一方的な決めつけは良くないと思った。でもそれはそれとして、うん。
さいごに
ということで1人感想会はここまでです! 一気に4冊振り返って尚且つ文字数が長くなりすぎないようにした結果ちょっとあやふや気味かもですが私が注意を重ね掛けしてでも出したかった思いの丈は大体書けたかなぁと思ってます。良い風にとらえるならば展開だけ知ろうとする人の対策ということで。流石にそれ目当てでここ読みに来てる人はそんなにいなさそうですけど。折角だし(?)この際宣伝しましょうか、読もう!『Unnamed Memory』!
埋没の大陸も気になる所はあるし、最後の大陸もまだまだ気になってしょうがない。今回もかなり衝撃的だったからマジで予想つかんぞこれ。展開で言ってたら4巻のあの最後からどう続くのかも気になるし。やはりateは章外も本編。あとがき後のオマケパートだと油断してると脳焼かれる。いっつもこのコンボな気がする。アニメもだけどate5巻も戦々恐々と待ち構えております。
皆さんもお付き合いいただきありがとうございました。現状1期と同じようにアニメ2期の方もアニメ感想書くつもりでいます。まあアニメだからこそ得られる新たな視点とかありますしね。私の身によっぽどのことが無ければ話毎に出してると思うんでお見掛けしたらまたよろしくお願いいたします! 一応そっちも視聴前提にはなりますが。
ということで、またどこかで。
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