「すぐに人と比べて落ち込んでしまう」にお答えしました
こんにちは。自己実現メンタルコーチのしんかいさんです。この時期は暑い日があったり、肌寒い日があったり、体調にも気を付けていきたい季節ですね。こいのぼりも、ちらほら見かけます。もうすぐ5月ですね~。
今日は、「人と比べてしまい落ち込んでしまう。どうしたらいいのでしょうか?」というご相談をいただきましたので、何かヒントになればと思い記事にさせていただきました。
何故、すぐに比べてしまうのか?
私たち昭和の教育では、頭がいいとか、足が速いとか、1位になることだったり、個性よりも「出来ていること」がすばらしいと褒められて、刷り込まれて育ってきました。
そのため、人よりも優れていると褒められ、時には、出来ていないと馬鹿にされたりと、そんな時代であったかと思います。(教育だけでなく、療育者の考えやマスメディアの影響など様々な影響があると思われます)
けど、人間は得手不得手がありますから、頭脳が優れている方もいれば、手先が器用な人もいたり、スポーツが得意な方もいらっしゃったりと様々です。
大体一般的に「良い」とされてきたのは、頭がよいこと、成績がいいこと、いい大学へ行くこと、名の知れたいい会社いに入ること、頭がよい人が付くような仕事に就いていること、お金持ちであること、結婚をしていること、子供がいること、こんなところが主に良い思われていることでしょうか。
しかし、そのように「一般的に良い」と見られていることをしている人生だとしても、不満が多く、幸せを感じていない人は沢山いらっしゃいます。
その理由は、その「一般的に良い」ことと「自分の本当に心地良い」ことが一致していないからではないでしょうか。
人と比べる思考の癖(競争への依存)
深層心理も含めて、そのことが常に良いという信念を思っている人は、人と比べる癖(競争への依存)、すぐさまにジャッジする自動思考を持っているのではないでしょうか?(心理学では「下方への社会的比較」といいます。)
たとえば、こんな思考の癖がついています。
・頭が良い方が上
・お金を持っている方が上
・友達が沢山いる方が上
・成績がいい方が上
・かわいいほうが上
・痩せている方が上
・明るい性格が上
・結婚しているほうが上
など
そのため、自分が上になった時(優位時)にはマウンティングを、自分が下になった場合(劣等時)には媚びをします。人を選んで態度(心)が変わるということです。
そして上になり、優越感を抱く時には、モチベーションも上がり、それを他者に見える形で大いにアピールをしてみたり、時には、さりげない形でひけらかしたりしますが、それは心からの喜びは得られず、むしろ悪意に満ちた思考になっていることがあります。
逆に下になった場合には、モチベーション下がりまくり。上になれない自分を責め、さらに落ち込んでいきます。
自分という軸が基準になっていず、他者を軸として自分を評価をしているため、他者に振り回され、気持ちの浮き沈みが激しくなってしまうのです。
もし、他者と比べてしまう癖のある人は、それを持っていて本当に幸せなのか?それをひけらかして本当に幸せなのか?もしかすると、むしろ不幸だからしているのではないか?とそんなことを自分に問いかけてみるのはいかがでしょうか。
その癖が人生で邪魔をしているならば手放してみよう!
そして、そのような癖を否定するのではなく、自分はそうゆう癖があるんだと認めて受け入れてあげる。
そして、その癖がもし人生の役に立っていないと感じるならば、マインドフルにその状況に気が付いてみる。そして、いいも悪いもジャッジすることなく、そんな自分をありのまま認め、許し、そして今まで自分を守ってきてくれたものだと感謝をし、手放していくと良いかもしれません。
自分にとって何が本当に幸せか?
何で心が満たされるのか?
人と比べて一喜一憂するのではなく、あなたが本当に大切なことを大切にして、心で幸せを感じることを大切にして生きる。
比べるならば、昨日の自分と比べ、できるようになったこと、頑張ってチャレンジしたことを喜びましょう。そして、それができる生命があること、時間や環境や協力者があることに感謝してみるというのはいかがでしょうか。
そうすると心は喜びに満たされて、安定した毎日を過ごせるのではないかと思うのです。
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自己実現メンタルコーチ
しんかいさんこと新海智子
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